2015年5月アーカイブ

Flying Brewery

フライングブルワリーはスウェーデンとオーストリアに拠点を持つマイクロブルワリー(小規模醸造所)で、よく行く渋谷のドイツ&オーストリアのビールを中心に扱うビアバーで飲んで以来お気に入りのビールです。
味はもちろんなんだけど、パッケージデザインが素敵なのですよ。
もともとは熱気球業界にいたスウェーデン人とオーストリア人が意気投合して立ち上げたブルワリーというだけあって、会社名だけでなくパッケージまで全て飛行機関係!
ボトルのデザインには人のイラストが描かれているんだけど、1つのビールに男女2種類のパッケージが用意されているという凝りようです。
2010年設立で日本に入ってきたのは去年あたりからなのでまだ飲めるお店は少ないと思うけれど、小田蘭の周辺では渋谷のWasserfall(http://ameblo.jp/wasserfall0701/)とか秋葉原のHitch x kakeru*(http://ameblo.jp/hitchxkakeru/)とか、仲良しのお店では頻繁に飲めるのが嬉しいトコロ♪

そんなフライング・ブルワリーの方々が渋谷のお店にやってくるというので、結構予定の詰まっている週だったけれどもお邪魔して来ました。
週末に開催されていた「けやきひろばビール祭り」にも参加されていて、それが終わって帰国する前に自社のビールを扱っているお店を訪れてから...ということだったようです。
オーストリアに戻る方は月曜日の便で帰国されていたので、この日渋谷に来られたのはスウェーデンに帰るお2人。
そのうち1人はブルワリーの営業をされている日本人でした。
そーか! 中の人に日本人がいるから設立間もないブルワリーなのに日本市場に入ってきているのね。
ブルワリーの2名と日本でこのビールの輸入を取り扱っている会社(イエナ)から2名、そしてビール好きないつもの常連が徐々に集まり、成り立ちから輸入にすることになった経緯やらビールだけでなく作っているビアグッズのことまでいろいろとお話を聞くことができて、最後には集まった皆でじゃんけん大会をして勝ち抜いた人から帽子や専用グラスや栓抜きをいただいて帰ってきました。
美味しくて楽しかったなー。
水色のポロシャツが可愛くって、是非販売して欲しいものです。

ブルワリーさん来店に合わせてこの日繋がっていたビールは当然ながら5タップ全てフライング・ブルワリーのビールで、ラガーにエールにメルツェンの他、ラドラー2種類。
ラドラーっていうとレモンだと思っていたけど、この日繋がっていたのはレモンとクランベリーでした。
わー♪クランベリー好きっ!
ラドラーはビールとジュースを合わせたもので、アルコール度数は2%台と私達にはもはやジュースです(笑)。
クランベリーのラドラーはクリアな赤色で見た目も可愛い♪
これから暑くなる時期にはさっぱりゴクゴクが美味しくていいね!

実はこの日、私は最初、渋谷のこのグループ店舗の別なお店に先に入っていたのです。
いやね、ブルワリーの人が来るっていうからその時間帯は混むだろうし、少し時間をズラして行こうと思っていたのよね。
そうしたらブルワリーの人が来た時点でお客さんが少ないという情報が回ってきて、先に入ったお店にいたグループのオーナーと「マズイくない?」「マズイっすね」「フード注文しちゃったけど私これから向こう行ってくるわ。もうナチョス出来上るよね、どうしよ」「(ナチョス)持って行きます?」「持っていってもいい? んじゃそうする」
ってな訳で滞在時間15分くらいでそのお店を出て、ナチョスのお皿を持って徒歩1分のブルワリーさんが来ているお店へ向かったワタクシだったのでした(笑)。
5月は何故かこの週末に行きたいものが集中してしまいました。
21日(木)から24日(日)まで4日連続でライヴ!
というか音楽モノ集中!

21日(木)KRYZLER & KOMPANY
22日(金)チギリホメリ with 伊藤ヨタロウ
23日(土)ルーベンのダラブッカを中心とした中東音楽生演奏&ベリーダンスショー
24日(日)午後:ルーベンの中東打楽器・ダラブッカのワークショップ
     夜:「最初の晩餐」河村博司&磯部舞子&熊谷太輔

21日のクライズラーはこちらから
23日と24日のルーベンについてはこちらから

で。
22日と24日夜のライヴですが、これまたどちらもこぢんまりとしたお店にぎゅうぎゅうの人でしたねー。
こういう小さい場所でのライブは演者がすぐ目の前にいるという臨場感がいいのですけれども、私なんかはあまり近いとひゃ~っと気後れしちゃう方なので(そんなガラだろうか(笑))席が選べても一番前ではなくちょいと後ろ目な席を選んでしまいます。

チギリホメリはアコーディオンのアランさん(Alan Patton)とバイオリンのベチコちゃん(磯部舞子)のデュオ。
どちらも伊藤ヨタロウさんのライヴの常連ミュージシャンです。
デュオ名称は「ほめちぎり」から来ているんだとか?
そこにヨタロウさんが入り、1部では2曲程、2部では殆ど歌われておりました。
この日はアランさんの誕生日ということで、「ゾロ目という言葉を覚えた」とか。
そうですか、本日でゾロ目なお年でいらっしゃいますか。
客席から花束をもらい、花束の中にアコーディオンにつけて演奏しながら時々ふっ飛ばすボブ錦(キューピーちゃんのようなお人形)を入れてご満悦なアランさん。
2部からは奄美大島でのライブを終えて帰ってきた河村博司さんも観に来ていらして、最後にケーキに蝋燭灯してステージへ登場!
そしてそのままセッション♪ というのも楽しい一幕でした。
本当に突発登場だったようで、打合せもなく「19の春」とかヨタロウさんと河村さんで一緒に歌いつつ途中で歌詞が分からなくなったりとか、お店のギターを借りたら弦が3本切れちゃったりとか。
もう本当にみなさんの宴をみているようでした。

日曜日は京王線の千歳烏山駅にある料理とお酒の美味しい和食のお店「赤錆宿」でライヴ。
メンバーは熊谷太輔さん(パーカッション)、河村博司さん(ギター・歌)、磯部舞子さん(バイオリン)のトリオ。
こちらもここ数年の伊藤ヨタロウさんのライヴでお馴染み。
ダイクマ(熊谷太輔)さんはZABADAKの吉良さんとも一緒にライヴをやったりしていて、他にも参加している音楽がどうにもわたし好みであちこちのライヴに行くようになったのです。
今回はこのメンバーに加えて美味しい料理とお酒と聞けば!
行かない訳にはいかないでしょう(笑)。
いやー、しかし到着してみると入口から一番奥のスペースにセットが組まれていて、お客さんたちはステージに向かって縦長な状態で観るという...。
しかもこういう場所って一番前は皆さん遠慮してたいてい空きがちで(笑)。
私が到着した時も店内既にわさわさ人が多かったのに一番前が空いていて、どーぞどーぞとススメられてお店のオープンからいた人達をかき分けてS席かぶりつき状態になってしまったという申し訳なさ(汗)。
す、すみません~~~~。
ライヴが始まると音楽に合わせて体が揺れちゃうもんだから、さらに後ろの人観づらくなっちゃってごめんなさい状態ですよ、ほんと(汗汗)。
こちらも2部構成で、1部と2部の休憩中に演者もお客も一緒になってお店の美味しい料理をいただくという、なんともアットホームで楽しいライヴでした。

河村さんの歌う姿はヨタロウBANDや東流会で観ていても、ここまでしっかり全編河村さんなのは初めてでした。
柔らかい雰囲気ながらもロックで心地よく、掛け合いもあり、弦の張り替えをしながらまさかの弦を巻く器具の別名当てクイズみたいなことからベチコちゃんやダイクマさんが大喜利のようになり、2部で答え合わせをするというMCも楽しいライヴでした。
(ちなみにその器具は、正式名称「ストリングワインダー」、別名「アルトベンリー」)
ベチコちゃんがコケロミン(蛙パペット型電子楽器)で歌うのはもちろん、パーカッションのダイクマさんも歌うとは!
しかもブルーハーツ!(曲はナビゲーター)
贅沢で嬉しく感無量、みたいにおっしゃっておりましたが、確かに河村さん(元ニューエスト・モデル、元ソウル・フラワー・ユニオン)のギターでブルーハーツとかレア~!
河村さんも「同世代バンドの曲をやるとかありえない」とかw
わぁ、すごいライヴに立ち会っちゃったな。

そんな訳で金曜と日曜とベチコ・バイオリンを堪能した訳ですが、やっぱり彼女はそのキャラクターも含めて愛すべき存在です。
金曜の発言もなかなか楽しく、「ヨタロウ・ガールズ」と言っていたのが秀逸で耳に残っておりまする(笑)。
確かアランさんと2人でステージにいた時に「今日はヨタロウ・ガールズもいるんだから...」とかアランさんに言っていたはず。
ベチコ語録。
まぁ私も金曜日はヨタロウさん目当てに行ったクチなので「ヨタロウ・ガールズ」なのでしょうかね(笑)。
Ruben van Rompaey(ルーベン・ファン・ロンパエイ)

23日と24日のルーベンはオランダのダラブッカ奏者の再来日ショーとワークショップに参加してきました。
実はルーベンのショーは2007年に来日した時にもショーを観に行ったのですよ。
多分、私がダラブッカを意識して観た最初かもしれない。
2007年の春には東京イフティファールというベリーダンスのお祭り的なイベントを観に行って、それも生演奏で当然ダラブッカも使われていたんだけど、その時は演奏よりもベリーダンスショーの方に意識がいっていたもんね。
ダラブッカだけを意識して聴いたのは2007年秋のルーベンなんだ、きっと。
そんな訳で2011年にも来日していたのですが、そちらは気づかず行けなかったので今回再びのルーベン!

23日がショー(Ruben van Rompaey Eastern Expressions Japan 2015)で、2007年や2011年に続いて E-chan & Milla も出演。
主催の方が1人で何役もやっていて主催者能力の高さに舌を巻くというかね。
アテンドはもちろん問い合わせやチケット采配はいうに及ばず、ショーではDJにMCから販促してダラブッカも叩いて楽しく素敵なショーに仕上げる!って凄すぎる。

24日はワークショップ2コマ。
1コマ目が中東打楽器についてのレクチャーと実践で超初心者向け。
2コマ目がダラブッカでちょっとレベルアップ。
去年エジプトでダラブッカを買ってきただけでロクに叩けもしないのに、せっかくだからと2コマとも受けてきました。
いやー、2コマ目は時々付いていけなくなる部分もあったけれど、おもしろかったな。
1コマ1時間半なんて本当にあっという間。

そして日本大好きだというルーベン氏はカタコトながらもしっかり日本語を操って話してくれました。
日本語英語な発音とかしちゃったり冗談言って笑いを取るとか、けして流暢な訳ではないのにそんなことまでこなしてくれちゃったらもう十分上級者でしょ。
ルーベンすごすぎる。
でもってお茶目だ。
ますますファンになりました。
KRYZLER & KOMPANY

去年12月、仙台旅行中に突然飛び込んできた再結成の情報から待つこと5か月。
ツアー初日にさっそく行ってまいりました。
東京(葛飾)で初日を迎え、東京(武道館)で最終日を迎えるこのツアー日程。
しかもツアー最終日が解散コンサートと同じ武道館だなんて、ニクイくらいのこのツアー構成はなんなんでしょ。

でもでも。
再結成ライヴの情報が出て最先行予約で去年の内にチケットを申し込んだのに2F席って...
チケットが届いた時にはちょいとガックリしたもんです。
そりゃ確かに抽選だとは書いてあったけれどもさー。
クライズラーのコンサートって踊るもん。
1F席の真ん中から前方くらいで熱気に包まれて一緒に踊りたいじゃん。
もしかして葉加瀬太郎ファンクラブ会員枠がそのくらいの席だったのだろうか。
とかとか残念に思いつつ。

座席についてもやっぱりちょっとステージまで遠いよなぁ、と思いながら開演を待つ。
周りはやっぱり結構年齢層高め。
そりゃあ19年も経ってるもんね。
コンサート中のMCで葉加瀬さんもアラフィフバンドとかおっしゃっておりましたし。
クライズラーの頃から来ている人、これが初クライズラーの人、と葉加瀬さんの言葉でそれぞれ拍手で応えてもらったらどうも初クライズラーの人達の方が若干多い?
うーむ、そうか。
これが19年という歳月なのか。

客電が落ちてオープニングの映像が映し出され、幕が上がって3人並んでステージにいる姿を見た時には!
八巻さんや村石さんも一緒とか!
もうもう、胸アツです!!
あの曲でステップ踏んで踊ってるのも健在で懐かしかったな。
もちろん後半は客席も一緒になって踊る踊る♪
あー、ほんと前の方の席で踊りたかった。

新譜収録の新曲はもちろん、過去曲のあれもこれもやっぱ好きだー。
ステージも映像の使い方が派手になっていてそれも楽しかった。
さらに今回は当時からのメンバーに加えてキーボードとギターが初参加の方々で、それぞれ繋がったのは解散後ということだけれどキーボードの野崎さん(Jazztronik)は当時ファンクラブに入っていた数少ない男子だったとか。
千何百人の会員のうち男子はたった6人で、そのうちの1人が野崎さんでこの再結成コンサートでキーボード参加しているとか、もうなんか時の流れを感じるね。
そんな19年前のファンクラブの人数とか男子人数まで覚えているとは、恒サマさすがの記憶力。
でもって相変わらず飄々としたその感じが好きだわぁ。

再結成でこれからのツアーを期待させる気分盛り上がるオープニングから、3人でのアコースティック編成な時間もあり、最後は客席も立ち上がらせて踊り、ステージ上でもあちらこちらに動き回る。
当時と同じようにノンストップ2時間超えの楽しい時間でした。

さっそく初日レポートが上がってました。
http://www.barks.jp/news/?id=1000115878

うっかり

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うっかりするとすぐにブログやサイト更新が疎かになってしまうこの頃。
一応ここは旅行サイトであるはずなのですが(汗)。
サイト本体は気付けば1年近く更新してないじゃない!
おおっと。
SNSや通信状況の発達に伴って旅行中でも呟けちゃうし写真も投稿できちゃうし、なんだかんだお手軽な方に流れてしまうのがニンゲンというものなのよね~(ぉぃぉぃ)。
とりあえず近いうちに2月のハワイくらい箱追加しとこうかね。

日常は、とりあえず普通にオシゴトしながら観たいものは観に行って、相変わらずあれこれ飲みに行って、ベリーダンスのレッスンも続けておりますよ。
でもこれくらい別にハードな日々ってな訳じゃないんだよね。
遣り繰り上手になったのか、あれこれやりつつ余裕があるのはいいことだ。
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プロフィール

小田蘭
旅と写真と音楽と食べることとetc.
日常の記録をブログにて
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