雨の新宿。
夜のお散歩。
つぶやきの最近のブログ記事
正論だけではどうにもならないのに正論吐いてしまうんだ。
生きづらいね。
先日会社でマクスウェルの「アイデンティティの法則」よろしく64個のワードから自分が大切だと感じるワードを選んで最終的に3つに絞り込み、なぜその3つなのか共有するというワークショップをやったところ私の3つは「健康」「平和」「好奇心」でありました。
残った3つを見て、これって旅じゃん！と思うなど。
心身共に「健康」であればなんでもできるし動けるし、「好奇心」の赴くままに出かけて行けるのは自分がいる場所も行ける場所も「平和」だからこそだし。
他の人は結構仕事に関係したワードが残っていたというのに、私の場合は以前FB配信やった時みたいにシリアのこととか話してワーク中のグループに驚きと笑いが発生してちょっと違う雰囲気になっちゃいましてね。
リモートで個別グループ作ってワークやってたんだけど、個別ワークの部屋が解除された時にグループ内に笑い声が残ってたのを司会に指摘されましたとさ（笑）。
そういえば1月はイスラエル関連の映画を2本観たんですよ。
『声優夫婦の甘くない生活』と『天国にちがいない』。
どちらもクスリと笑える中にも移民とか祖国とか、かの地域の現状とかも考えさせられたりして。
中近東あたりの映画はやっているのに気づくと観に行くことが多いんだけど、ここ数年はシリアの悲惨な状況のものを観ることが多かったからこういう雰囲気の映画上映があるのは嬉しいな。
根底にある内容は嬉しいものじゃないしあの辺の状況が改善した訳でもないんだけど
観た後で調べてたら『天国にちがいない』のエリア・スレイマン監督はハバナを舞台にしたオムニバス映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』でも１パート参加してたんだね！
DVDあるから後で観返してみようっと。
『声優夫婦の甘くない生活』
『天国にちがいない』
『セブン・デイズ・イン・ハバナ』予告編
在宅と出社を混在させながらのオシゴト環境ももうすぐ1年。
ウチの会社は部門ごとの在宅率に違いはあれど全体で見ると今は3割程度しか出社していないということなので、緊急事態宣言でも指示は変わらず「今まで通り在宅できる人は在宅してねー」って感じ。
追加されたのは「20時以降の外出を控える為に出社している人は定時で帰ってね」ってくらい。
今週も半分在宅で半分出勤オシゴトでしたが、今日の電車は先週より多少空いていたかな。
そりゃいきなり「明日からリモートワークしろ」と国に言われたって翌日からすぐ対応できる所ばかりじゃないですよ。
旅行とエンタメは壊滅的。
飲食業界も振り回されっぱなし。
一昨年までは年に2-3回は旅行に出かけていたし、週に1-2回は何か観に行ってたのに、この1年の状況たるや。
せめて少しでも課金をと思うのだけど観に行ってた人達の活動の場自体がなくなっているとそれもできない。
飲食もそうだけど、私はそこにいる人と場が好きで出かけているから課金できてもその場に行けないのは悲しいし、行ける場所がなくなったらどうにもならない。
場所だけではダメで、場と人がセットでそこにあってこそ通うことになるから本当に人は大事なんですよ！
場所は同じでもそこにいる人によって全く違うものになってしまうので。
写真は高円寺の高架下にある立ち飲みワインバー紅蓮燭堂にて。
連休初日と最終日。
梅雨も明けてないのに夏満喫！
コロナ禍で自粛の渦中は徒歩圏内で高円寺をウロウロしていて、なかでもSWAMPにはトマトや胚芽米の販売所としても大変お世話になりました。
明るい時間からカレーを食べに行ったり、チビッ子たちと遊んだり、常連さんたちとも仲良くなったり。
先日ワサファルという名前での営業を終えたお店で旧ワサの話をしながらわいわいしたの思い返してふと気付いたんだけど、SWAMPとワサファルってお店の在り方がなんか私の中で似てるんだ。
特に旧ワサ時代。
いい意味で自由っていうか、お店側も含めて集まってる人たちに垣根がない感じ。
馴染み客だけの時にお客だけ残して店主が買い物へ出ちゃったり、料理がなかなか出てこなかったり、燻製が始まるとテラスが燻されて慌てて店内に戻ってくる人達とかとか（笑）。
深夜のガンプラ会から派生した孤独のグルメ会だったり、私も旅先で買ってきたお土産飲みでキューバ帰りにラム会とかスリランカやエジプトで買ってきたビールの飲み比べとかやらせてもらったなー。
深夜ワサに集っていた人達同様、そりゃこういうお店が近くにあったらちょくちょく寄っちゃいますって、ねぇ。
高円寺 Cafe & Bar SWAMP
関わったことない会社から会社メアドに有償ヒアリングの打診連絡が来て驚く。
書かれている内容は確かに私がやってることに関係しているんだけど、Linkedinとかビジネス系のSNSには登録もしてないし経歴披露して表立って何かやったこともないのに「ご経歴を拝見し...」ってどこから経歴とメアドを入手した？！
怪しいフィッシングメールかと思っていろいろ調べちゃったじゃないよー。
一応ちゃんと外資のコンサルでした。
展示会で名刺交換した所から流れたとか...かな？
あれこれお茶を淹れたりビールを買ってみたり。
この機に仕舞いっぱなしだったカップやグラスを引っ張り出しては交換しながら使ってます。
お友達がMaui Brewingのビールをカタラタス6周年パイントグラスに注いでるの見てうちにもある！と探して棚の奥の箱から出してみたり。
普段は数年前にエジプトのアレキサンドリア図書館のショップで旅友とお揃いで買ったマグカップをずっと使っているんだけど、ハブラシ周年マグ白黒を出してみたり。
沢山作ったトマトな料理を冷蔵庫保管するのに容器を出してたら〆張鶴のお猪口が2つも出てきたり、白露垂珠のグラスや透明升は何種類もあるし、滝の透明升にガラスお猪口、ワイレレのハーフパイントグラスにマウイのビアフェスグラスにあれやこれや。
積ん読状態の本は沢山ある。
WOWOWは観たかった映画や舞台を放送してくれる。
支援したミニシアターの配信もある。
ミュージシャン達も配信してくれてる。
今のところひきこもり生活もいけそう。
と、思うけども。
でも！
お店でみんなと飲みたいんだよー。
劇場や映画館やライブハウスで体感したいんだよー。
そっちのが好きなんだよー！！
旅に出られなくなって、ライヴやお芝居やショーや映画の開催がなくなって、飲みに行く場もなくなり、というかそれらに自粛が要請されて...
自分が今まで何に時間とお金を使ってきたか分かるなぁ。
いま自粛になってるもの全部じゃん。
3.11の後はいつものお店が開いてるというだけで凹みがちな気持ちが持ち直したし、迎えてくれるお店の人がいて、集まっているいつもの人達がいて、ライヴや舞台をやってくれることにどれだけ有り難く助けられたことか。
いまはそれらがなにもない。
私は私にできる支援を。
人は、親しい人の言葉ほど信じやすく、自分の信じたいものを信じる。
信じたことがその人にとっての事実で、そのフィルターを通した人々に私はさぞかし滑稽だっただろう。
事実は１つ。
しかし真実は人の数だけあり、誰かの真実は別の誰かの真実と異なり、事実から離れていく。
尊厳は損なわれ、信頼は裏切られ、繋がりは断絶される。
迎えられ広がったと思っていた世界はまぼろし。
じわじわと締め出され、失望と絶望の荒野を漂う。
「最後まで騙し通してくれたのならそれはもう本当」だと言ったのはマタドール。
愛しい過去を抱いて地下室に沈む。
