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『盆唄』

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ハワイで100年以上唄い踊り継がれている福島県双葉町の盆踊りを追う震災後のドキュメンタリー。
ビールを飲みに何度も訪れているハワイ・マウイ島と福島が盆踊りで繋がっている!

見慣れたマウイの風通しいい空港!パイアも行ったことあるよ。
マウイ島の盆踊りに福島の人達が最初に訪れた夜のシーンでマウイブリューイングの缶が映ってたのを目線が素通りできなかったワタクシ。
そうか。旧デザイン缶の頃か。
でもきっとそこに目が行ってしまうのはこの映画を観ている人の中では特殊なんだろうな(笑)。

盆踊りの始まりとも言われる仏教由来の話。
飢饉後の相馬移民の話はアニメーションで。
明治期のハワイ移住。
震災後の双葉町や避難先での話。
そして双葉町盆踊りの復活!
等々、盆踊りを中心に重層構造で進み、終演後トークショーで大友さんが話されていたわらじ祭り再構築の話までが繋がる。
繰り返される踊りの振りと日本のリズムが心地いい。
どこの国のものでも"繰り返し"ってハマるとトランス状態になるよね。
岩根愛さんと大友良英さんのトークショーも映画に入りきらない話が聞けて行けてよかった。
それにしても大友さんのトークの面白さよ。
いだてん観てますよー(笑)。

そんな訳で、マウイ島ビール旅をご一緒したことあってセルベッサ界隈で震災後のsmileTシャツを持っている友人達にもオススメの映画!

盆唄

わらじ祭り
いつものことながら目と耳が足りん!
それぞれに見せ場があるから広いステージを目線があっちいったりこっちいったり、時には目を閉じて音に包まれてみたり。
何度も吉良さん来てたし(笑。比喩(忘れろ、とか。Eが合わない×2...とか。アンコールの曲中にも何度か))。
吉良さんが作っていたという新曲も!!
こういう続き方もあるんだなぁ...。
音楽ってばもう。。。。

ゲストの原マスミさんの朗読に30周年の2日目を思い出して涙し、サブステージに登場したカタンさんの忙しい人のためのZABADAKメドレーパターンBの20曲にこれまた30周年2日目を思い出し。
あああああー!
SNSで上がってくるステージ写真も素敵なんだよ、もう。

2019年3月31日東京キネマ倶楽部「ZABADAK 33rd」
自転車に乗ってレッスン、戻って着替えて渋谷のビアバーでハワイ土産ビールのご相伴にあずかり、新宿御苑でライヴを観て、戻って地元で更に2軒ハシゴ。
なんだこの盛り沢山な土曜日!

ライヴは一時期ダラブッカの教室で発表会もご一緒した亜子さんのいらっしゃる「島へ行くボート」。
先月は河村さんと対バンで気になっていたのだけどチェンマイにいて行けず、今回が初でした。
XTCにZELDAに有頂天に、もちろんオリジナル曲も。
わー♪亜子さんパーカッションでボーカル!カッコイイ!!
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今年のイスラーム映画祭4はもっと観たいのあったけどタイムスケジュール的に3組4本。
戦争背景の内容が多いのは、彼の地で起きていることを思うとどうしても...ね。

イスラーム映画祭

「西ベイルート」
レバノン内戦を少年の目線で描くストーリーは危なっかしい部分もあり、クスリと笑っちゃう所もあるのがいい。
デモ隊に紛れてヤバくなって車に隠れたら娼館に辿り着き...ってあたりからの娼館ボスのおばちゃんがいいぞ!

「その手を離さないで」
シリアからトルコに逃れた実際の難民の子供が演じているというのが胸にくる。
街でティッシュを売り歩いて逞しく生きているようでもやはり心の傷跡は深い。

「気乗りのしない革命家」
アラブの春が始まった頃のイエメンで観光業を営む現地ガイドを通して取材したドキュメンタリー。
『ニンゲン御破算(産)』を思い出してしまったのは、内戦と観光というキーワードだ。
ばあさん達が豆投げてるシーンが重なった。

「イエメン:子どもたちと戦争」
シリア程語られていない気がするけれども最悪の状態にあるイエメンの今の声を現地の子供達が国連に届けようと集めてまわる。子供ならではの直接的なインタビューが刺さるなぁ。
どちらのお客さんも両方のバンドを楽しんで盛り上がってて、とてもいい組み合わせの対バンでした♪
偶然同じ時期に髪切ってたドネーション仲間もいた!
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25回目の東流会は安定安心のメンバーばかりで、ヨタロウさんも最初から出てきて、アランコーナーでも一緒に歌ったり、エミさんや映美さんともそれぞれ新曲披露で盛り沢山!
他のコーナーでもステージ上で椅子に座って後ろから見てたりして、いつにも増してお誕生会感を感じられてよかったなー。
終演後に客席フロアで巨大ヨタロウさんも一緒に出演者記念撮影していて、観ていた私たちも写真撮らせてもらえたの嬉しかった(^-^)

今回は二部制で一部は客席で座ってたんだけど、これこの後絶対座ってらんなくなる!と二部からは席を離れて後ろで踊ってた。
そしたら同じような方がお隣にいてますます楽しくなって一緒になって踊っちゃったよ。
だって久し振りのタラスコン!!
 隣で一緒になって踊ってた方もたまらず椅子席から離れてきたダンサーだと後でお話し聞いて2人で納得(笑)。

東流会でMICHIなら人形は巨大ヨタロウさんかなぁ...いろんな人が巨大化されてるし、どう展開されるんだろ?と思ってはいましたが、出てきた瞬間にヨタロウさんが座り込んで大ウケ大喜びしててまさかサプライズだったとは!!
衣装とメイクも同じで風煉ダンスの底力にもますます感動した夜でした。

新婚さんいらっしゃいコーナーで河村さんとベチコちゃんの馴れ初めからいろいろ聞く仕切りがMICHIの2人で、一緒に出てきたもっくんがヨタロウさんから突っつかれてツッコミに入るという図も楽しかった!
というか、東流会初参加でドラムフル稼働の上ツッコミや歌う勝新もっくん大活躍!!

そしてなにより嬉しかったのは、「また来年もやるかぁ?」というヨタロウさんの言葉!
 聞き逃しませんでしたわよ!(笑)
是非是非~♪
こんな楽しい会がこれで終わりなんてもったいない!

24回目の東流会で踊らせてもらったことを知ってくれた方何人かから「今日は踊らないの?」と言われたりもして、いつかまたアランさんのアコーディオンや種さんのバイオリンとかもっくんのパワードラムにアブさんの低音楽器で踊れたら気持ちいいだろうなぁ、とリセット新たに精進しようとも妄想する夜。
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去年9月に「tipsipúca+」としての新アルバムを発売したリベンジレコ発!
10月に東京でもライヴがあったけれども、その時にパーカッションのダイクマにーさんが諸事情により已む無く欠席となってしまったので4人揃ってやっとレコ発。そして西方面へ行くレコ発ツアーの初日!!
ゲストには以前キタカラ(tipsipúca+とギター違いのユニット)のライヴで対バンしたことのあるAZUMA HITOMIさん。

会場満席!
いやぁ楽しいライヴでした。
この日は3部制となり、1部は4人で、2部はアナログミニシンセを持ち込んでAZUMA HITOMIさんとの5人、3部はまた4人に戻って、というセット。

1部はまさかの新アルバムに入っている曲ではないと言って始まり、観光大使のようにツアーで訪れた北海道の美味しいものをテーマにした曲が多く、北海道に限らず美味しいものやお酒にまつわる曲は酒飲みで食いしん坊なワタクシには本当に親近感。
2部はAZUMA HITOMIさんの歌入りでアイリッシュの曲をやったりtipsipúca+の曲に歌詞を付て歌い、その歌詞が最近結婚したバイオリン&ハーディングフェーレの酒井絵美さんのことを歌っているというのがまた良きかな良きかな。
この日は新郎も客席にいたのでますますよね!
実は絵美ちゃんの旦那様を私はお世話になっている美容室繋がりで10数年前から知っていて、結婚の報告をFacebookで見た時は本当にビックリしたですよ!
終演後に10数年ぶりにそんな話もできて楽しかったなぁ。
2部の最後は新アルバムに入っている鮭の神話をシンセ入りで。更に壮大な叙事詩的な展開になっていてすごかった!
レコ発ツアーも一緒に回ることになってみたいで、これは是非ツアーで更に進化した5人で凱旋公演やってほしい~!

tipsipúca
ヨタロウさんがゲストで歌うというので行ってきました。
JIROKICHIはよく行くビアバーの近くにあって、そのビアバーにもJIROKICHIの月間予定表フライヤーが常に置いてあるのですね。
で、私が音楽好きだというのをよく知っている店長が毎月渡してくれるのですが、その中でよくお名前をお見かけする人のバンドにゲストで出るというのは一石二鳥。
聴いてみたいと思ってたんだ~♪

ゲストは3名。
ゲストともガッツリ組んで一緒に演っててそれぞれ楽しかった。
数日前に腰をギックリやっちゃったというギターの方がMCで身振り手振りで話していたら勢い余ってピキっとヤバイことになりそうだったのには不謹慎ながらも笑いが...(笑)。
無事になんとかなってました!
終演後もさんざん周りからいじられてましたケド。
バンド名の「Lonesome Swamp Dogs」のSwampは沼地という意味で、以前住んでいたニューオリンズはゴルフ場の池に鰐がいて池ポチャした時にボールを回収しようと試みたら鰐がバシャバシャ~っとくるんだとか身振り手振りで話していたら「あ、いまの動きヤバかった...」と突然固まってしまわれまして。
腰、お大事に......
ていうか、アメリカのゴルフ場ってどうにもツッコミドコロ多いね。
以前友達が住んでいたシカゴの家はゴルフ場の敷地の中にあって窓からコースを回っている人が見えたりとかリスがベランダに遊びに来たりとかしていたし。

ヨタロウさんはカバー曲に日本語歌詞つけて一緒に歌っていたり、オリジナル曲もやり、まさかの「薔薇より赤い心臓の歌」のアレンジがああくるとは斬新でおもしろかった~。
やはり行っておくものですね。
ライヴ友達ともちょっと話をしてたんだけど、行ける時は行っておかないといつ聴けなくなるか分からないから!!
年齢的なものもいろんなこともあったりするかもしれないからさ~。
「米の歌」は結構いろんなアレンジをライヴで聴いてきたけど、「薔薇より...」があんなアレンジで聴けたなんてのは行って良かったと思うのですよ。
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中一日空いてこぶたや通い。
下北沢にある「空飛ぶこぶたや」はライヴもやる飲食店。
基本的には飲食店なので、ごはんが美味しいんですよ。
名前の通り豚肉料理で沖縄料理のメニューも多い。
好きな音楽をやるミュージシャンが多く出演しているので度々お伺いするお店です。

金曜日は熊谷太輔×泉邦宏。
ダイクマさんの参加している音楽はどれもこれも私のツボを突きまくって音楽の幅を広げてくれるパーカッショニスト。
そのダイクマさんが20代の頃よく即興ライヴを一緒にやっていた人だというので興味を持ってお伺いしてきました。
そんな泉さん。
なんでもありでサックスやホイッスルは二丁使いだったりハーモニカやギターやら足元でも何やら音の出る機械を操作して、この日は小スペース設定だったそうだけどガチでやるとシンセサイザーやパーカッションもありで要塞のように自分の周りをあらゆる楽器で取り囲んで最近は電飾まで持ち込んで自らピカピカ光っちゃうんだとか。
ミラーボールマンだという話をしていたら、その場で店内のミラボールが回るとかこぶたやさんもさすがです!
ダイクマさんと2人で即興2部制。
いや~、新たな世界を垣間見させてもらいました。
おもしろかった!!

日曜日は南国系バンドの対バン2組。
おなじみof Tropiqueと、南国ペヤング。
ペヤング......焼きそばですか?(笑)
南国ペヤングはアジア系をイメージした音楽でした。
オブトロがラテンっぽいから南国ペヤングも勝手にそっち系かと思ってた。
終始波の音がBGMに流れつつMCやって音楽演って、いい時間だったな~。
of Tropiqueは去年本とCDがセットになったアルバムを出していて、南国ペヤングも同じようなイメージのアルバムを出していたのも共通点。
哲平さん(オブトロのクラリネット他いろいろ担当)が、アルバム出したらオブトロと南国ペヤングが似てると言われたことある、と言っていたのはこういう共通項もあるんだろうなぁ。
南国ペヤングのアルバム「BAKU」は冊子もCDも手作りで、そういう所もあったかい。
of Tropiqueは編成が(というかメンバーが)少し入れ替わったみたいで、この日はクラリネット、ギター、ベース、ドラム、そしてゲストにCompact Club のcananさん。
パーカッションがドラムに変わってバンド感が増しましたね。
新曲もあってよきよき♪

空飛ぶこぶたや

泉邦宏

of Tropique

南国ペヤング
タイの日本人周りってまだこんな状態なの?
最近東南アジアには出かけてないけど、今もそうだとしたら私が東南アジアを個人旅行していた2000年前後とあまり変わっていない感じだなー。

音楽いいし自然の映像はキレイだし猥雑さもあって好みの要素は多い映画だったけど、出ている人達の演技が...しゃべりがわざとらしくて「芝居してます」感漂いまくりなのが気になって仕方なかった。
一部を除いて出演者の殆どが俳優ではないというのにこれだけ撮れるのはすごいと思う。
でも、ドキュメンタリーではなくドラマであるなら、インディーズとしてももうちょっと芝居できる人を起用した方がスムースに世界観に入り込めただろうなぁ、と思うのでした。

各所でいろんな地元の音楽が使われていて、ロックもポップスもラップもカラオケや民謡っぽいものもあり、それらがタイの風景風俗と合っていてとても好き。
特にノンカーイで地元のシャーマンのような人が語りから徐々に節がついて民謡ラップのようになっていくのがとてもいい!
ラオス発祥のモーラムって知らなかった!(下記リンク「空族と田我流が語る「バンコクナイツ」。オルタナティブな映画の作り方。」中盤に記載あり)
これと劇中音楽聴きたいがためにサントラ買おうと思うくらいに好きだわー。

東南アジアの蒸し暑い濃く重い空気感分かる。
(タイもカンボジアもベトナムもラオスも行ったことある)
音楽や映像いい。
いい台詞も随所にあるんだけど、役者というか演技で引っかかってしまうのが微妙。

バンコクナイツ

空族と田我流が語る「バンコクナイツ」。オルタナティブな映画の作り方。
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プロフィール

小田蘭
旅と写真と音楽と食べることとetc.
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