2014年12月アーカイブ

青山陽一 the BM's

こちらもtwitterから流れてきた情報で、KILLINGのピートさん(時々メトロファルスのサポート)とキリンジの田村玄一さん(元メトロファルスのメンバー、他いろいろ)も出るというのでまたもや「これは!!」と(笑)。
ライヴや演劇は生モノだからね。
思った時に行っておかないと。

えー、そんなことを思って取っていたのですが、玄さんインフルエンザのため欠席という残念な当日でございました。
まぁインフル仕方ないよね。
あれは熱が下がっても発症してから1週間くらいはおとなしくしていないと周りにうつしちゃう可能性あるしね。
当日はステージでもさんざん話題に上がってました(笑)。
いやぁホント残念。
また別な機会に観たいものです。

そんな玄さんのいないライヴでしたが、ライヴ自体は楽しく堪能してきました。
カバー曲も適度にやりつつ、ゆるりといい雰囲気で。
踊れるハードなライヴも好きだけど、こういうゆるりとしたのも最近好み。
岡崎司

秋くらいに司さんがtwitterで「ライヴもそのうち」みたいなことをつぶやいていらしたのですよね。
どなたかへのメンションRTだったのですが、それに反応して思わず「ライヴ是非!パワステの頃から東京でおかげ様観てました♪」と@で送ったら「長きに渡りのご愛顧ありがとうございます」とお返事いただきまして。
そうよね、やっぱパワステの頃からって長いよね~(苦笑)。
そんなこんなの暫く後でのライヴ告知だったものだから、これは行かねば。いや行きたい! と、木曜でベリーのレッスンあるのにチケット取ってしまいました。
年に1回あるかないかのライヴですから。

そうして先日の鞴座でも鉄心さんから「司さんのライヴにも行くんですか」と言われて「はい」と答えていたワタクシ。
先月KILLINGや先日ヨルジュ・ヨルダシュがやったのと同じハコでのライヴに行ってまいりましたん。

オシゴト終わって向かった電車が遅れていて、余裕を持って行けるはずだったのに焦ったけれどなんとか席に座れました。
パイプ椅子と丸椅子がずらりと並んで満席状態だった所、更に追加で丸椅子出てきてさすがと思ったり。
司さんが一緒にやっている人たちを呼んで盛り沢山の3時間近くを楽しんでまいりました。

最初にインストバンド、続いて劇団☆新感線でご一緒したことのあるヴォーカルさんを2人呼んで2バンド、合計3バンドの対バン形式とおっしゃっておりましたが、演奏の4名は全てインストバンドの方々だったので間に休憩を少し挟んだとは言え出ずっぱりでした。
どのバンドも違うパターンで面白かった。
やっぱり新感線ファンが多かったのか冠さんが出てきたら大盛り上がりですごかったわー、ヘビメタのシャウトとか。
しかし五右衛門ロックとかすごい久しぶりに聴いた。
アガるね。

個人的に嬉しかったのは、所々でおかげ様の話が出てきたりとかその頃の曲をやってくれたりとか。
アディオス後の司さんのMCで寒くなったあたりとか(笑)。
ええ、ワタクシそれこそ20年以上前からおかげ様ブラザーズのライヴ行ってますから!
懐かしくも嬉しいクリスマスの夜でございました。
またライヴやってほしいものです。
おかげ様もまたそろそろ東京で是非に。
キャラメルボックス

久し振りにキャラメルボックス。
"おじいちゃん"だというので行かねば! とチケット確保。
キャラメルはスタートダッシュで最近気合い入れなくても取れるようになっているのが個人的には有難い。でもきっと劇団的にはあまりよろしくないのだろう(汗)。

キャラメルのお芝居は今は無き新宿のシアターアプルで演り始めた頃から観ているけど、ここ数年ちょっとご無沙汰でした。
ZABADAKもそれと並行して(キャラメルを観る以前から)好きだった。
なもんだから、キャラメルのお芝居の選曲にZABADAKの音楽が使われ始めた頃はすごく驚いて、まぁ確かに世界感は合うんだよね、とか思ったりもしたもんですわ。

そして今回の演目「ブリザードミュージック」。
この作品は私、ZABADAKが音楽を担当する前の再演と、ガッツリ組んで曲を作っていた再々演の両方観たことありまして、ZABADAKが音楽をやった時のサントラCDも持ってる。
それがなんと、今回は前の再々演から13年ぶりの4回目、当然音楽はZABADAKで、というね。
いやぁ、名作だなぁ。

キャラメルのお芝居はよく観に行っていたお友達との間ではタイトルや役者さんの名前を略して話をしたりしていて、この「ブリザードミュージック」は『おじいちゃん』、「広くて素敵な宇宙じゃないか」は『おばあちゃん』という風に呼んでおりまして。
今回演目が出た時に「西川さんの『おじいちゃん』か! こりゃ久々に行くかな~」と思った小田蘭なのでありました。
ちなみに過去在籍していた上川隆也さんは、私たちの間での通称は「カミカミ」でした(笑)。
なんだか台詞噛んでるみたいで役者さんに対してはどうなのかってぇ通称だよね(汗)。

で、その今回の『おじいちゃん』。
西川さんはご病気されて以降、舞台には何度か立っていたけれど満を持しての『おじいちゃん』で主役復活!
これだけでも涙モノなのに、やっぱりこのおじいちゃんは西川さんでなくちゃだよ。
「クリスマスはジジイが頑張る日だからな」
という台詞でもう...。
うるうるきちゃってヤバかったっす。

以前も見ている再演モノって、分かっていても印象的なシーンでぶわってくる。
『ブリザードミュージック』は前述の「クリスマスはジジイが頑張る日だからな」だし、
『キレイ』ではオープニングとエンディングの曲が流れた瞬間と、最後のカミの「おかえり。よく戻ってきたね」という台詞の声音の変化。←こっちの台詞はぶわっていうよりゾクッだな。
以前の舞台を観ていても「今回のが一番いいかも」と思える作品は幸せだわ。
KRYZLER & KOMPANY

仙台旅行中にTwitterで知った情報。
KRYZLER & KOMPANY(クライズラー&カンパニー)再結成!!

ひゃ~っ。
いや、ワタクシ、解散前の2年くらいクライズラーをちょっと追っかけていたんですよ。
追っかけてたと言っても入り待ちや出待ちをしていた訳ではなく、メンバーと言葉を交わすことがある訳でもなく、単に関東近辺や日帰りできる範囲のコンサートに行っていただけですが。
解散コンサートのツアーでは日帰りで仙台まで行ったりしたもんです。

何で引っかかったかは定かではないけれど、最初にCDを聴いてからコンサートに行ってみようと思い立って取れたチケットはどこかのコンサートホールの2F。
「まぁインスト曲のコンサートだし席は悪くてもあんまり関係ないよね」
と、思いながら行ってみたらまぁ楽しくってね。
音楽に合わせて踊ってしまって、次からはちゃんとコンサート情報をチェックしていい席で観れるように頑張りました。

解散後19年を経て再結成!
って、もうそんなに経ってたんだ。
懐かしいなぁ。
再結成コンサートの最終公演が解散コンサートの最後と同じ日本武道館ってのもまたやってくれるじゃない。
カウリスマキ
Gypsy Vagabonz

7月のベチコこと磯部舞子さんのお誕生日ライヴに飛び入り出演されたカウリスマキの一部の方。
(あ、その時のはブログ書いてないや)
その黒タンクトップというビジュアルに目を奪われつつも、演奏の音楽が好みだったので一度ライヴに行ってみたいと思っていたのです。
フルメンバーでやることはなかなかないのかな?
今回見つけたこれもトリオ。
対バンのジプシー・ヴァカボンズもサイト観ている限りすごく好みっぽいので、これは行くしかない!

会場はライヴハウスというより、ライヴもやるバーって感じ?
こぢんまりしていて、こういう所だと来ている人達って結構お馴染みさんが多かったりするよね。そんな中にちんまりと座りつつ。
いやー、バンジョーの人の振り切れっぷりがなかなかでした(笑)。
初めて間近でバンジョー演奏聴いたかも? 右手もあんなに自由に動かして弾くもんなんだねー。

どちらも楽しく堪能し、終わったら速攻お店を出て渋谷へ。
いつものお店のバイトくんが今日で最終日だというので、カウンターの中で働く姿を最後に見て声をかけに行ってきました。
ライヴ終わったのも遅かったし(というかスタート時間そのものが遅かったし)、電車が遅れていてお店には1時間くらいしかいられなかったけど、お疲れ様でしたー!
CABBAGE & BURDOCK

初めて聴きに来たジャズフェスの時と同じ場所で、今度はしっかりワンマンライヴ。
ジャズフェスの時も思ったけど、なんでタイ料理屋さんなんだろう? とやっぱり不思議に思いながら向かいました。
お店の人がこういうの好きなのかなぁ。
タイ料理をいただきつつ2部制でジプシー・ジャズを堪能。

やっぱ sing sing sing 好きだわー。
以前も飛行機の中で聴いたアルバムで sing 演奏しているのがあって、それがまたよかったもんだからアルバム名メモって後から買っちゃったこともあるもんね(これ→http://mudanigenki.seesaa.net/article/382468976.html)。

曲の間に各自のソロや別な曲に移ってまた元の曲に戻ってくる曲構成もやっぱ楽しい。
メトロでも毎回最後の方でよくやるけど、こういう構成ってジャズ的なんだな。
今回は立ち上げのお2人の出身地である所沢愛あふれる歌...ってか歌詞があり、西武ライオンズの応援歌なんかもはさみつつ(笑)。

いやぁ、楽しいライヴでした。
次は四日市とか?
しかもおでん屋とか?
それがレコ発ライヴになるって?
さっすが「ジプシーサービスバンド」(笑)。
関東ではレコ発やらないのー?
また東京でライヴあったら行こうっと。

そういえばお店に入った時にもらったフライヤーに、1月にまたこのお店で別なマヌーシュジャズのライヴがあるってあったんだけど定期的にライヴやってるのかしらん、ここのタイ料理屋さん。
しかもアジア音楽じゃなくてジャズってのがまた。
おもしろそうだから予定空いていたらまた来てみようかな。

んで、あまり聴きなれない「マヌーシュ・ジャズ」という単語。
こんなサイトがありました。
  マヌーシュジャズ for JAPAN

「国内ARTIST」の欄に CABBAGE & BURDOCK が載ってる。
でもって、来週行こうと思っているライヴの出演バンドも載ってる(Gypsy Vagabonz)。
え? ▲s も?!
いやまぁ、▲s も一応(?)ロマ系だし、メンバーが変わってダラブッカいなくなって残念だなー、と思っていたけど。そっか、マヌーシュジャズにカテゴライズされるのか。
なにしろおかしい人達だったけど、新生▲s も今度観に行こう。
ヨルジュ・ヨルダシュ

トルコ語で「旅」にまつわる単語を重ねたユニット名。
バイオリンの太田惠資さんがリーダーのユニットで、メンバーはギターに今堀恒雄さん、パーカッションに岡部洋一さん。
即興を主とするジャムバンドというのがまたそそるじゃないですか。

この間 KILLING FLOOR で行ったライヴハウスでやるというのを見つけて、やっぱり「これは!」とチケット取っちゃいました。
太田さんのお名前はZABADAK周辺でよくお見かけしていて、実際にそういう人達と一緒の演奏で聞いたこともあるはずなんだけど、メインでの演奏を聴いたことがなかったので気になっていたのです。
そうしたら今堀さんと一緒にジャムバンドやってるなんて!
やっぱり結局繋がっていく(何がとはもう言わないw)。

チケットには19時半スタートと表示されていたので慌てて向かったらライヴハウス前の道で今堀さんとすれ違い、「あれ?スタート何時?」と会場前の看板を見たら20時スタートだったという。
最初から聴けて良かったです。

やー、ヨルジュ・ヨルダシュ良かった。
休憩をはさんで1部2部とあったのだけど、それぞれ50分程ステージにいる間は3人で何かしら音を出していて、それぞれがメインの音が入れ替わりながら、曲調が変わりながら、様々に変化していく。
今堀さんのギターがすごいのはオトコンテでも充分存じ上げておりましたが、初めて観るパーカッションの岡部さんもすごっ!
足でシンバルのリズムを刻みつつ、片手でカホンを叩き、片手でスティックを操るとか初めて見た。
いやぁ、3人共がすごい人達でした。

2部では「西の風、晴れ」との声をミニ拡声器で間にはさみ、あぁ今日は真珠湾攻撃の...開戦の日だったのですね。
そしてアンコールではエノケンを歌う太田さん。
何十年も前の歌なのに、今の時代でも違和感ない内容だなんて。
こんな歴史は繰り返したくない。
お友達がバイオリンで参加しているヤマハ音楽教室の演奏会を聴きに横浜まで。
大人になってから楽器演奏を始めた人たちが集うオーケストラのようだけど、やっぱりこうやって定期的に発表の場があるというのはなんであれ嬉しいよね。

指揮の先生がMCで「なかなか場所が取れなくて、前回から1年半開いてしまいました」とお話されていました。
そーか、前回聴きに来たのってそんな前だったっけ。
確かにこんなに寒い時期ではなかった記憶があるわ。
今回は時節柄クリスマスソングなんかもやったりして、休日のいい昼下がりでございました。
鞴座

イーリアン・パイプ(アイリッシュ・バグパイプ)やティン・ホイッスルやサックス、アコーディオン、ギターとパーカッション、といった3人組ユニット。
アコースティックな編成でそんな感じの音楽なんだけど、メンバーの男性2人は関西のコミックバンド「おかげ様ブラザーズ」のメンバーでもあるという、そんなギャップが楽しい。

アイリッシュなバグパイプって初めて聴いたかも。
ほっこりするような可愛い曲とかもあって、これまた好み♪
鉄心さんはおかげ様で観るような被り物もなく(笑)、エキセントリックなこともなく(笑)、普通の優しげなおじさまでした(失礼!)。

実はワタクシ、「おかげ様ブラザーズ」が東京でライヴをやる度にお友達と一緒に行って騒いでいた時期がありまして(笑)。
今は無き新宿のパワステ(日清パワーステーション )によく行きましたですよ。
MCも楽しく、楽曲タイトルや歌詞はそれだけ見ていると「おいおい...」な感じですが、ロックな演奏がまたカッコよくてお気に入りバンドでした。
90年代後半に活動停止、その後10年の歳月を経て復活。
活動停止中におかげ様メンバーの金子鉄心さんが立ち上げたユニットです。

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アイリッシュ・ケルトやフランスのミュゼット、クレズマーやロマなどのヨーロッパの大衆音楽を基調とし、そこに様々な要素とジャパニーズ・テイストを加味した全く新しい、それでいてどこか懐かしいサウンドです。
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という、おかげ様とはまぁ全くタイプの違う音楽で。
私はこういうロマ系音楽も好きなので、一度観てみたいと思っていたのですよね。
その鞴座が2年ぶりに東京でライヴをやるという情報を見つけて、これは!と言ってまいりました。
こういう所のタイミングってほんといいんだなぁ、わたし。
twitterは大事な情報収集源です。

会場はライヴスペースのあるカフェ&ダイニング。
ということで、予約は鉄心さんに直接ご連絡でした(汗)。
ミュージシャン本人に直接連絡取るって、なかなか慣れないわー。
オシゴトならどんなお偉いさんでも外部のどんな人でも物怖じせずできちゃうんだけどさ。

そんな感じで下北沢の雰囲気のいいカフェでライヴ。
対バンの蛇腹姉妹さんの中の人は数日前にZABADAKの吉良さんと一緒にライヴをやっていたりもして、あー...こっちもこうやって繋がっていくのか、と。
しかも最近気づいたのが、おかげ様ブラザーズ初期の楽曲やアルバムは白井良明さんがプロデュースしていたという。
こっちもかい!
(白井良明さんはムーンライダーズのメンバーで、メトロファルスとも関わりが深くヴォーカルの伊藤ヨタロウさんとはメトロの前身のバンドで一緒だった)
なんなんだ? 私の好きなものってあれこれ辿っていくと結局は根っこの方でなんだかんだと繋がっているんだなぁ。

最後にCDを手売りでご本人達から買わせていただきつつ、「パワステの頃からおかげ様のライヴ行ってました」とご挨拶。
メールで予約をしたことも覚えてくれていて、「ダンスやってらっしゃるんですね。いや、どういう繋がりかと」と言われまして(笑)。
あわわ...。
twitterでフォローしてつぶやいたこともご存じの様子(汗)。
こんななりしてパワステとかそんな昔からおかげ様行ってたなんて意外ですかね、わたし(あはは)。
休日モードな小田蘭はメイクも服装も色味を多くしているので、ちょっと目立つらしい(←本人あんまり意識してない)。
シアターコクーン・オンレパートリー2014+大人計画『キレイ~神様と待ち合わせした女~』

初日はコクーンシートで上から見下ろす感じだったし音も多分S席よりは微妙だったんだろうと思うけれど。
初演の時に買ったサントラで聴きなれたオープニングの曲でトリハダぶわってなって、エンディングではもう涙うるうるでしたよ。
あぁ、やっぱりこの作品は曲とそれぞれのシーンの相性がすごくいいなぁ。

初演は2000年。
小劇場演劇はちょこちょこ観に行っていたし、大人計画の存在は知っていたけど観に行ったことはなかったのですが、90年代後半にライヴに行って以来ハマっていたメトロファルスのヴォーカル伊藤ヨタロウさんが音楽を担当し、楽隊としてメトロファルスの面々も参加・出演するというのでチケットを取って観に行ったのですねぇ。
発売日から日にち経ってても希望日でチケット取れた(しかも割と良席)なのが今思うと懐かしい。
2005年の再演を経て、初演から14年。
大人計画の皆さんもヨタロウさんも実績を積み重ねてますます人気者になられました。

今回は初演から出ている人でも配役が変わったりしていて、意外な人が意外な役を!!
初演からずっと変わらないのは5人?
カミさまヨタロウさんもその一人ですね。
カミ2も変わらず良々さんというのもにんまり。

今回のケガレと少年ハリコナも可愛いなぁ。
この2人は特に橋の上で踊っているシーンが好き。

んでも、ミサがミソギという名前に変わったのが個人的には直接的すぎな気もしたりして。
私は初演を生で観劇→再演をDVDで鑑賞→再々演、という流れだったのだけど。
衣装とか演出は初演→再演→再々演、という流れて受け継がれてきているのね。
白衣装の女性コロスダンサーズも再演から引き継がれていたけど、これは好きだわー。
いい意味で今までの『キレイ』の流れを踏まえて、始めての人にとっても分かりやすくしているようで。
初演の混沌具合に結構衝撃を受けた自分としては思うトコロもあるけれど。
でもまぁ、初演からそうだけど『キレイ』は主演がメジャーな方たちだから、普段こういうお芝居を観ないような人達が沢山観に来るだろうし、今回のキャプションにもある通り普遍的な作品になっていくには分かりやすい要素もないとなのかな。

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二度ある事は三度ある。 
三度がまかり通れば、もう、ずーっとある。 
それが、キレイという作品だと思う。
松尾スズキ 
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あと、夏にドハデなラストフラワーズを観たもんだから、今回の『キレイ』も今までと違ってプロジェクションマッピングでガンガン派手になってたらどうしよう...とかも思ったりしたんですが(笑)。
それはなくてちょっと安心。

丸ごと入れ替わってなくなったヘビーメンスシスターズのシーン(歌含め)は、今回のシーンを見ていた時はこの方が確かに物語的に合ってると思ったんだけど、最後のケガレ&ミソギのシーンで「メンスのように生まれ損なおう」という台詞を聞いて、「あ、これヘビーメンスシスターズの歌があった方が繋がる。てか、繋がってたんじゃないの?」と思ってしまったワタクシでした。
でももしかしたらその台詞も初演とごっちゃになっているかもしれないから、次の観劇日に戯曲買って確認してみよ。
しかし今まで戯曲も買ってないのに変なトコよく覚えてんなぁ、わたし。

そんなこんなでこの日はパンフレットだけ買って、終演後に一応覗いてみようと思って足を運んだ物販のヨタロウさんコーナーで思わぬものを見つけて目がテン。
CDやDVDは今販売されているものは一通り持っているから大丈夫と思っていたんだけど!
来年のスケジュールフライヤーって!!
twitterやメトロのホームページでもまだ情報出てないよね?
キレイ大阪公演が終わってすぐ1月末に東流会?!
続いて2月に入ったらオトコンテツアーが東京を皮切りに大阪・京都・名古屋であって、2月後半から3月頭にかけて主演舞台って...。
ヨタロウさんノンストップで突っ走るなぁ。
いやしかし、物販に寄らなかったら入手できずに帰る所だったよ~。
ヨタロウさん、もっと自分のことも宣伝してください。
あんまり人気者になりすぎても嫌だけど、ライヴや出演情報は教えて欲しいのよぅ。
できるだけ行きたいから自分の予定とか合わせたいもんね。
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プロフィール

小田蘭
旅と写真と音楽と食べることとetc.
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