観る(ライブ・舞台・映画・等)の最近のブログ記事
アルハンブラ宮殿に行った時グラナダに泊まってアルバイシン地区を歩いたことも思い出しつつ鑑賞。
フラメンコは魂の叫び...ってのは、歌や踊りや独特な奏法のギターとか確かにそう思うけど、翻訳歌詞見ると時々ほんっとくだらなかったり下品だったりするものあるね(笑)。
と、『サクロモンテの丘』の歌詞字幕を見て『鉄楽レトラ』(漫画)を思い出す。
ド迫力で歌い上げる内容が卵のことで...ってくだりをね。
ベリーダンスで踊る歌モノは超陶酔型の恋愛歌詞だし、民族に根付く音楽(踊り)にはその民族の方向性がガッツリ入って興味深いな。
いま踊ってるのもまさにそれで、
「月を取ってきてくれるという人がいても、星を取ってきてくれるという人がいても、私には関係ない...」
みたいなね。
そしてここの辺りのルブナ振付がたまらんのですよ!
は~、これちゃんと踊れるようになりたい。
サクロモンテの丘
泣きました。
映像では今も時々観ているけれど劇場で直接観るのは相当久しぶりだったNODA・MAPはやっぱり言葉の洪水で、途中で追いつかなくなりそうになりながらも。
それでも全編通して最後に集約されていくものに。
当日券で、立ち見ではなかったけれど見切れもあったしゆっくり座れる場所でもなかったけれど、それでもバシバシと。
あぁ...肉体の芸術って。。。
『足跡姫』
立ち見でなんとか。
くすくす笑いながらほんわか幸せな気持ちになれる舞台でした。
ケラさんの笑いの質は演目ごとにまるで違ったりするけど、個人的にはこの系統が一番好きかなぁ。
1幕1時間50分、休憩15分、2幕1時間15分。
1幕だけで普通のお芝居1本分くらいの時間だったとは。
これだけの時間じっと立っているのはちと大変だけど手すりもあるし、立ち見でも見れてよかった。
『陥没』
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_kera3.html
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_kera3
『陥没』
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_kera3.html
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_kera3
今年は例年以上にお芝居色が強かった感じのする東流会(東京流れ者会)。
ヨタロウPresents東京流れ者会Vol.23『TOKEI叙景歌~宇宙の片隅でNonと叫びし蝙蝠翁』
多岐にわたりすぎな内容で4時間たっぷりお腹一杯飽和状態(笑)。
これを去年1年のうちにやってたってんだからヨタロウさんどんだけよ。
狂言、義太夫、落語、演劇、和楽器、長唄、音楽ライヴに飛び入りあり。
合計出演人数いったい...
深夜地元に戻ってもそのまま帰る気にならず飲みに行った先で何のライヴに行ったのか聞かれてもどう答えていいやら。
O-Westでとある人のお誕生日ライヴがあって狂言とか義太夫とか落語とか転換合間に演劇とか、もちろん音楽ライヴも。と話してカウンターを混乱させました(笑)。
風煉ダンス『スカラベ』チームなんてヨタロウさん含めてお芝居の時の恰好でわちゃ~っと出てきて壮観。
「お芝居の人は手を抜かないね byヨタロウMC」
ほんとそれ。
ていうかご本人もね。
そして怒涛の楽曲メドレー。
これサントラCDになんないかなぁ。
ソロアルバム発売1年にしてやっと「いとおしいひと」が生で聴けたのも嬉しかったし、主役はインバネス姿からお芝居の衣装からお色直し(?)複数。
いやいや、眼福耳福の楽しい夜でした。
河村さんとファン・テイルさんのギター掛け合いはすごいロックな感じでカッコよく。
演奏のアグレッシブさと深みに加え最近なんかキレイになった気がするベチコちゃん。
客席から飛び乗りで登場のアランさんとか、会場に到着早々鞄持ったままステージに出てきたエミ・エレオノーラさんとか、あばらかべっそんず突然の劇中曲演奏にしっかり反応して登場するゴキブリネズミ(@スカラベ)とか、宵闇峠...の演芸大会は皆さん相変わらずの芸達者振りで誰かが何かやるとすぐそれに合わせてくるさすがの対応力サイコー(バンバン!)!
最後はスカラベチームの誘導で椅子席のお客さんも立ち上がりノリノリで終幕。
年に一度の祝祭ですなぁ。
もうちょっと本人が楽な方向で続けられるといいと思う祝いの日。
番外編。
終演後のフロアでご出演されていたピエモンテルノの清水彩月さんとお会いする機会があり、先日突然亡くなられた岡部亘さんのお話しを聞くことができたのが何よりでした。
彩月さんは岡部さんとユニット組んでらしたので。。。
映画版を観て好きだった演目だし、やっぱり生バンドでバンドメンバーまで華やかな衣装なのがとっても素敵☆
石丸さんのMCにもってかれましたわ~。
そしてあちらこちらと美味しい所に必ずいる片岡さんね。
ガールズ達の衣装が目に楽しい。
2017年のライヴ始めはブルースロックギタリストichiroさんとフラメンコカンテ有田圭輔さん。
お世話になっている美容室で発売直後の1stCDを聴いた時、日本にもこういう音楽やる人達が!!と衝撃受けたRockamenco(現在休止中)ももう11年目か~。
こうしてまた2人一緒に演ってくれていることが何より嬉しい。
ブルースとフラメンコ。魂の叫び。
Rockamencoに出会った美容室の名前が「TRIBE」だってのも何の符号かとね。
昨日は尺八プレイヤー岩田卓也さんとのコラボもがつりとハマって超絶おもしろ楽しかった!
曲中でいきなり始まったギターと尺八と歌の即興セッションなのも盛り上がったし、あぁこれもっと皆に観てほしかった!!
去年の現代演劇×邦楽コラボの舞台『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』もそうだったけど邦楽のポテンシャルすごいなと、私の中でまた新しい扉が開いた感じです。
イスラーム映画祭2にて一挙3本!
トークイベントも聞いてきた。
サラームさんの話も久し振りで楽しかったなぁ、フェス話。
『私たちはどこに行くの?』
ムスリムとクリスチャンが暮らす小さな村。
外で起こっていることは村の中にも入り込む。
ムスリムだからとかクリスチャンだからとか関係なく女たちが対立を避けさせようと画策する姿が滑稽だけど哀しく刺さる。
監督ナディーン・ラバキは『キャラメル』も撮ってる。
あの時は東京で観れなくて、札幌出張の時に前日入りしたシアターキノで観たんだっけ...などと思い出しつつ。
『敷物と掛布』
淡々と静かに映像で観せる。
5年前のエジプト革命の時にあったかもしれない話。
コプト教徒とムスリム。
革命の時にインターネット上で見たイスラム教徒の礼拝時間にキリスト教徒が周りを囲んで守っていた写真を思い出す。
『バーバ・アジーズ』
老人と孫娘がいつどこで行われるか分からない集会を求めて砂漠を旅をする。
それを軸にいくつもの物語が語られ交差しながらそれぞれが向かう先は同じなのか。
全てが繋がっているような、夢で現で幻のような。
連休の始まりはビール仲間のお誕生日に顔を出してからのライヴでした。
・斉藤トオル(ピアノ)×Jill cat(ボーカル)
・河村博司
・伊藤ヨタロウ(&斉藤トオル、河村博司)
三者三様(三組三様?)聴かせてくれるいいライヴ。
時期的にクリスマスソングもあり、カバーもあり、もちろんオリジナル曲もそれぞれあり。
なによりまさかの「風のひと」が聴けるとは...(涙)。
なかなかライヴで聴けないけど大好きなのよ。
はー...しみじみ。
ホーカシャン「風のひと」は吉良知彦プロデュースのコンピアルバム「Songs」に収録。
伊藤ヨタロウさんの存在を知ったのはメトロファルスからでもなく、役者からでもなく、このアルバムのホーカシャンが始まりだった。
...という人はあまりいないのかな。
「風のひと」のYoutubeリンクしとこう。
飲めて食べれるお店だけどライヴの時はテーブルが少ないから終わってからだなぁ...と終演後にカウンターに移動して飲んでいたらお店の方に「前にも来たことありますよね?」と言われて、まさか覚えてもらっているとは思わず嬉しい驚きもあり。
やっぱりカウンターで飲めるお店好きだな、と飲んでいたら見たことある冬仕様の帽子の人が入ってきて、いつのまにやらヨタロウBANDの過半数が揃うという嬉しい展開もあったりの楽しい夜でした。
あー...しかし集中してると顔つき怖くなるのはなんとかせないかん(汗)。