観る(ライブ・舞台・映画・等)の最近のブログ記事

ヨタロウさんがゲストで歌うというので行ってきました。
JIROKICHIはよく行くビアバーの近くにあって、そのビアバーにもJIROKICHIの月間予定表フライヤーが常に置いてあるのですね。
で、私が音楽好きだというのをよく知っている店長が毎月渡してくれるのですが、その中でよくお名前をお見かけする人のバンドにゲストで出るというのは一石二鳥。
聴いてみたいと思ってたんだ~♪

ゲストは3名。
ゲストともガッツリ組んで一緒に演っててそれぞれ楽しかった。
数日前に腰をギックリやっちゃったというギターの方がMCで身振り手振りで話していたら勢い余ってピキっとヤバイことになりそうだったのには不謹慎ながらも笑いが...(笑)。
無事になんとかなってました!
終演後もさんざん周りからいじられてましたケド。
バンド名の「Lonesome Swamp Dogs」のSwampは沼地という意味で、以前住んでいたニューオリンズはゴルフ場の池に鰐がいて池ポチャした時にボールを回収しようと試みたら鰐がバシャバシャ~っとくるんだとか身振り手振りで話していたら「あ、いまの動きヤバかった...」と突然固まってしまわれまして。
腰、お大事に......
ていうか、アメリカのゴルフ場ってどうにもツッコミドコロ多いね。
以前友達が住んでいたシカゴの家はゴルフ場の敷地の中にあって窓からコースを回っている人が見えたりとかリスがベランダに遊びに来たりとかしていたし。

ヨタロウさんはカバー曲に日本語歌詞つけて一緒に歌っていたり、オリジナル曲もやり、まさかの「薔薇より赤い心臓の歌」のアレンジがああくるとは斬新でおもしろかった~。
やはり行っておくものですね。
ライヴ友達ともちょっと話をしてたんだけど、行ける時は行っておかないといつ聴けなくなるか分からないから!!
年齢的なものもいろんなこともあったりするかもしれないからさ~。
「米の歌」は結構いろんなアレンジをライヴで聴いてきたけど、「薔薇より...」があんなアレンジで聴けたなんてのは行って良かったと思うのですよ。
20190122-1.JPG20190122-2.JPG
中一日空いてこぶたや通い。
下北沢にある「空飛ぶこぶたや」はライヴもやる飲食店。
基本的には飲食店なので、ごはんが美味しいんですよ。
名前の通り豚肉料理で沖縄料理のメニューも多い。
好きな音楽をやるミュージシャンが多く出演しているので度々お伺いするお店です。

金曜日は熊谷太輔×泉邦宏。
ダイクマさんの参加している音楽はどれもこれも私のツボを突きまくって音楽の幅を広げてくれるパーカッショニスト。
そのダイクマさんが20代の頃よく即興ライヴを一緒にやっていた人だというので興味を持ってお伺いしてきました。
そんな泉さん。
なんでもありでサックスやホイッスルは二丁使いだったりハーモニカやギターやら足元でも何やら音の出る機械を操作して、この日は小スペース設定だったそうだけどガチでやるとシンセサイザーやパーカッションもありで要塞のように自分の周りをあらゆる楽器で取り囲んで最近は電飾まで持ち込んで自らピカピカ光っちゃうんだとか。
ミラーボールマンだという話をしていたら、その場で店内のミラボールが回るとかこぶたやさんもさすがです!
ダイクマさんと2人で即興2部制。
いや~、新たな世界を垣間見させてもらいました。
おもしろかった!!

日曜日は南国系バンドの対バン2組。
おなじみof Tropiqueと、南国ペヤング。
ペヤング......焼きそばですか?(笑)
南国ペヤングはアジア系をイメージした音楽でした。
オブトロがラテンっぽいから南国ペヤングも勝手にそっち系かと思ってた。
終始波の音がBGMに流れつつMCやって音楽演って、いい時間だったな~。
of Tropiqueは去年本とCDがセットになったアルバムを出していて、南国ペヤングも同じようなイメージのアルバムを出していたのも共通点。
哲平さん(オブトロのクラリネット他いろいろ担当)が、アルバム出したらオブトロと南国ペヤングが似てると言われたことある、と言っていたのはこういう共通項もあるんだろうなぁ。
南国ペヤングのアルバム「BAKU」は冊子もCDも手作りで、そういう所もあったかい。
of Tropiqueは編成が(というかメンバーが)少し入れ替わったみたいで、この日はクラリネット、ギター、ベース、ドラム、そしてゲストにCompact Club のcananさん。
パーカッションがドラムに変わってバンド感が増しましたね。
新曲もあってよきよき♪

空飛ぶこぶたや

泉邦宏

of Tropique

南国ペヤング
タイの日本人周りってまだこんな状態なの?
最近東南アジアには出かけてないけど、今もそうだとしたら私が東南アジアを個人旅行していた2000年前後とあまり変わっていない感じだなー。

音楽いいし自然の映像はキレイだし猥雑さもあって好みの要素は多い映画だったけど、出ている人達の演技が...しゃべりがわざとらしくて「芝居してます」感漂いまくりなのが気になって仕方なかった。
一部を除いて出演者の殆どが俳優ではないというのにこれだけ撮れるのはすごいと思う。
でも、ドキュメンタリーではなくドラマであるなら、インディーズとしてももうちょっと芝居できる人を起用した方がスムースに世界観に入り込めただろうなぁ、と思うのでした。

各所でいろんな地元の音楽が使われていて、ロックもポップスもラップもカラオケや民謡っぽいものもあり、それらがタイの風景風俗と合っていてとても好き。
特にノンカーイで地元のシャーマンのような人が語りから徐々に節がついて民謡ラップのようになっていくのがとてもいい!
ラオス発祥のモーラムって知らなかった!(下記リンク「空族と田我流が語る「バンコクナイツ」。オルタナティブな映画の作り方。」中盤に記載あり)
これと劇中音楽聴きたいがためにサントラ買おうと思うくらいに好きだわー。

東南アジアの蒸し暑い濃く重い空気感分かる。
(タイもカンボジアもベトナムもラオスも行ったことある)
音楽や映像いい。
いい台詞も随所にあるんだけど、役者というか演技で引っかかってしまうのが微妙。

バンコクナイツ

空族と田我流が語る「バンコクナイツ」。オルタナティブな映画の作り方。

『YUKIGUN』

| トラックバック(0)
先月行った酒田の街中でポスターを見た。

1958年(昭和33年)に誕生したカクテル「雪国」の産みの親で今も山形県酒田市でカウンターに立つバーテンダー井山計一氏の足跡と周囲の人達、「雪国」誕生にまつわる話。

その時にそういえばケルンの近くも歩いていて、お店の看板を見ていたことにも後から気付く。
東京に戻ってUPLINKで上映されることを知り、能登の杜氏ドキュメンタリーを撮った石井かほり監督がトークショーに登壇することも知る。
これは観るならその日でしょ!
ということで行ってきました。

映画では井山さんご本人からの話はもちろん、ご家族や全国のバーテンダーや遠くから酒田までカクテル「雪国」を飲みに来る方のお話し、あの時代のキャバレーや酒田大火の話にも触れられている内容に先月酒田でキャバレー白ばらに立ち寄れたことを思い出すし、近くにいて看板も見かけていたのにケルンで飲んでこなかったことをちょっと後悔した。
エンドロールに竹の露酒造の文字を見つけて「あ!」と思っていたら、上映後のトークショーで監督が鶴岡市の方だと知って納得。

トークショーは『YUKIGUNI』の渡辺智史監督と、同じくお酒に関するドキュメンタリー『一献の系譜』の石井かほり監督。
ディープなドキュメンタリー映画トークから始まり、監督が何故タイトルを漢字ではなくローマ字で『YUKIGUNI』としたかという裏話もあり、取材時のクスっと微笑ましい井山さんのお話しももっと聞いていたくなる。
そしてやっぱり飲みたくなる。
普段はカクテル作るようなバーに行くことはないんだけど、近々どこかで飲みに行こう。

ドキュメンタリー映画は長い時間をかけてテーマや対象に寄り添うことになるし、その姿勢や敬意が滲み出る作品に出会うとほんと素晴らしいなと思う。

『YUKIGUN』

『一献の系譜』
http://ikkon-movie.com/
NY在住の日本人監督がリベリアとNYを舞台に描く移民の話。
前半はリベリア、後半はNYが舞台となり、1人の男を中心に据え淡々と状況が描かれていて特に何かが起こって展開していく訳ではなく、結局どこに行っても苦しい状況に変わりわないという一見救いのない話だけれど、映し出される映像が美しい。
撮影監督はリベリアでの撮影中にマラリアに感染して死亡されたとのことを後から知る。
リベリアでのゴム農園での作業、女たちがストライキしている旦那を愚痴りながら木を集めて運び墨が作られていくシーン、そういう作業の場面が印象に残る。

リベリアの白い血
トーク&ライブというか、ほとんどライヴ(笑)。
まつろわぬ楽曲は言うに及ばず、まさか『スカラベ』のマイマラリアのみならずデストピアまで聴けるとは!
更にバッタの「そーなのー!.......」一連の流れまで(笑)!←ここ好きだったw
『泥リア』のギドラ三姉妹が首から上そのまま(鬼だったり人形だったり海賊だったり)で歌ったり、『MICHI』のネギ持った海賊とかトリがいたり、一人ボケツッコミかましてたバッタは後半では最終形態の仮面ライダーになってたり、風煉ダンスキャラ大集合。
新年早々カオスっぷり半端ないめちゃめちゃ楽しいライヴでした!
楽しくて夢から醒めたくなくて飲み続けてた。
20190105-1.JPG20190105-2.JPG

UPLINK吉祥寺

| トラックバック(0)
12/14にオープンしたばかり。
青のトンネルを抜けて受付に行くとか映画を観るならここで、と通いたくなる素敵な映画館ができてた。
クラフトコーラやクラフトビールもがあるというのも、なんとも嬉しい。
20181231-1.jpg20181231-2.jpg20181231-3.jpg20181231-4.jpg

UPLINK吉祥寺
ベリーなら腰や胸の動き。
フラメンコは足さばき。
激しく打ち鳴らすその足さばきに人の生き様を垣間見る。

ラ・チャナ
UPLINK吉祥寺でやっていた「見逃した映画特集」でやっと観る。
『シリア・モナムール』や『それでも僕は帰る』より衝撃的な現場映像は少なく感じ、国外(ドイツやトルコ)で映像を受けとって発信する側からの状況が描かれていた。
こういう映画ではなく、早くシリア産の普通の映画が作られるようになってほしい。

ラッカは静かに虐殺されている

シリア・モナムール

それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~
何かと話題のこの映画、どこかで観に行こうとは思っていたけど観に行かなきゃ!と後押しされたのは12/13の晩餐トリオの忘年会で。
ライヴ中にこの話題出るわダイクマさんが(まだ観てないというのに)パフォーマンスするわ(歌うというよりあればパフォーマンス!(笑))、こりゃ観に行かなならん!とね。
洋楽は何であれ本当に知らないしCDも持っていないけれど、クイーンの楽曲は聴いたことあるものが多くて他の洋楽より馴染みがあるのは日本でのセールスが成功していたんだろうなぁと。
改めて...というか今回初めてじっくり全編クイーンの音楽を聴いて、思わずサントラ買っちゃったもんね。
しかしの映画は本当に役者の本人達への寄せっぷりが凄い。
恰好だけでなく演奏シーンとか動きまでよくぞここまで。
個人的にはメアリーが悲しくてそれでも最後にジムと一緒にライブエイドを袖から見守る姿に涙。

ボヘミアン・ラプソディ
10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20

プロフィール

小田蘭
旅と写真と音楽と食べることとetc.
日常の記録をブログにて
旅のサイト時遊空館はこちらから
小田蘭へのメールはこちらから

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち観る(ライブ・舞台・映画・等)カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは美容・ファッション・健康です。

次のカテゴリは観る(美術館・博物館・写真展・等)です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.9.1