観る(ライブ・舞台・映画・等)の最近のブログ記事

なんかもう、ここ数年昔から知っている所がX0周年とか多いよね。
それだけ観ている側も年を重ねているという訳か。
大人計画はお芝居を観始めた頃(1990年代前半?)から名前だけは知っていましたが、初めて観たのは『キレイ』の初演でした。
観た感想はブログに書いていないけど、楽隊メインで観に行った自分には良い意味で相当な衝撃を受けたことを覚えてる。
ミュージカルってなんだか突然セリフが歌になるしそれがあまり...と思っていたけど、こういう音楽劇(基本はお芝居で話が進んで要所要所の状況補完で歌と踊りが入る)なら好きだと認識したりね。
それでも『キレイ』初演以降はなかなかチケット取れなくなっちゃったし、ネットもここまで発達していなかったからなかなかチケット取れずに足を運べた舞台は少ないのだけど。

そんな大人計画ではあるけれど、ちゃんと歴史を見てみたいなぁと思い「大博覧会」。
私が出向いた日は「とびだせボーイズ」(皆川猿時・村杉蝉之介・荒川良々)が入場時のお出迎え&希望者と写真撮影、会場内を普通に田村たがめさんが歩いていてご本人が写っているパネル前では周囲の観客たちに「あ、これ私よ」的なジェスチャーでパネルと自分を指さして紹介してくれたり、たがめさんが片桐はいりさんを案内しながら展示を回っていらして、小ステージでフラを踊った池津祥子さんがその衣装のままロビーに出て話したり写真に応じたりされていて、めちゃくちゃな混雑でもなくのんびりいい雰囲気でした。

そして「松尾スズキ30周年記念ファミリーコンサート"なんとかここまで起訴されず"」。
松尾さんが映像や舞台で関わってきたミューズな方々をゲストに迎えて『キレイ』他関連の曲をやり、ファミリーと共に有名ミュージカルの替え歌だったり歌って踊ってコントもありで笑わせて盛り沢山。
しかしこれ、追加販売されたB席立ち見が一番神席だったんじゃない?
舞台後方のスロープに1列で立ち見の方々が並び、松尾さんが登場時にそこを通るわ、後半でもハイタッチしながら駆け上がって戻るわ、スロープ上方は舞台上を見下す感じになるから出演者から直線距離近いわ。
いやぁ楽しい舞台でした。

30祭(SANJUSSAI)
所々でネタ的にセリフもあるけど、基本的にダンスで話が進んでいく2時間越えのステージ。
ストーリーに合わせた選曲のJ-POPに、セリフがなくても充分に理解できる振付とアクションとマイムで役者とダンサーの表現力と肉体を駆使した舞台。
個人的にはポップすぎる感じだったけどそこは好みだろうし、以前観たノンバーバルを売りにしていた舞台より無理矢理感がなく、このエンタメ性には感心するしかない。
客席いじりとステージに上げての展開も担当役者の力量とケアが素晴らし。
(その昔、ネタもの新感線でひっぱり上げられた身からすると、ここ本当に大事(汗))

『超ピカイチ!』
今週は「忘年会」と名の付くライヴを2つ観に行きまして、どちらも「忘年会」という名に相応しい余興っぷりというかいつもと違うネタがおもしろい!
CABBAGE & BURDOCKの忘年会ライヴはオープニングアクトがメンバー全員のソロということで、これは遅れらんないと向かった訳ですが。
いやもう最高でした。
最初に全員そろってじゃんけんでソロの順番を決めていたのに、これが皆のネタ的に仕込んだかのような順番で驚いた☆
1番手:弾き語りのネタはCの誘惑でやっているらしいのだけど(私は初見)、おさむちゃんがコントラバスではなくギターなのは初めてらしく、しかもmyマカフェリギターとは!
2番手:普段フロントに出てくることが少ないナビくんの弾き語りはそれ自体珍しく、更に選曲の意外性に騒めく。
3番手:Ruiちゃんのアコーディオン弾き語りはそのままソロで充分いけるし3曲たっぷり見応えあり。
4番手:一番ソロ慣れしているだろうコーヘイくんがなんでそんなに緊張するのかと思っていたら、椅子に座って少し爪弾いておもむろにギターを脇に置き床に正座。で、落語を一席?! 亭号「浪漫亭」! まくらもあってネタも1番手おさむちゃんから受けたような内容で、メンバー全員が登場人物として出てきてしっかり笑いも起こってる!!
アルジも含めてメンバーも誰がどんなことやるか全く知らない状態だったと後から聞いて、なのにこの順番ハマりすぎじゃない?!

その後は休憩を挟んでいつものライヴ。
こちらも12月仕様な選曲あり。
ソロアクトもライヴも盛り沢山で時間押せ押せな感じだったけど楽しかったし面白かったし、こういう企画は是非またやって欲しい♪
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CABBAGE & BURDOCK
このトリオは最初の晩餐から目撃してるけど、暮れ開催になってなんか年々忘年会色が強くなっている気が...楽しい♪
今回のハイライトはやはりフレディ!!(笑)
早く観に行かなくちゃ☆

ライヴ中の写真はダイクマさんボーカルの「チョチョイと三匹」。この後まさかの...!
更に客席参加型クリスマストナカイ鈴回しとか、思いもかけないこと満載。
そして終演後の集合写真でも動きに追い付けなくてブレブレなベチコちゃん。
河村さんはいつも安定(^-^)v
客席もいつもの面々で楽しうございました。
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福島在住の飲み友達と秋田で合流して2月のリベンジ(笑)!
永楽食堂と戸隠とビアフライトで痛飲...。
酒田に移動して『まつろわぬ民2018』を観て、オシゴト終わりの竹の露酒造社長と合流して美味しいはくろすいしゅ。
そして仙台に抜けて聖地で『ハイキュー!!』を観てビアバーをハシゴ。
まったく余裕がなさ過ぎて飲んで舞台を観ただけの週末旅はロクに写真もありませんが、お付き合いいただい方々ありがとうございました!

東北の地で2日連続で方向性が真逆な舞台を観たわけですが。
片や、大道具小道具に舞台美術や転換から全てが役者も含めた泥臭い人力の総力戦。
片や、プロジェクションマッピングに照明や回り舞台や音楽音響全てが大掛かりな技術に装置。
それでも共通しているのは役者の肉体限界まで余すところなく使い切って音楽も生演奏が入りフライングもあり。

『まつろわぬ民2018』は東京→酒田でも細かい修正を加えてきたのに八戸では更に役者が増えるって、どこまで毎回変化(進化、深化?)していくんでしょうね。
こうやって変わっていくとそれぞれのバージョンが見たくなってしまうじゃないですか。ずるい!(ほめてる)
夜に合流した相沢さんと白ばら友社代表の佐藤さんがお知り合いだったというのも驚き、リニューアルオープンした北前横丁を歩いていたら相沢さんとも坂本さんとも知り合いの方が店舗ヘルプに入っていたという偶然。
東北の人脈あなどれん!
酒田の夜濃かったわ~。

『ハイキュー!!』は裏で関わっていたり出演したりしている方々がいるのでいろんな話を聞きながら最初のシリーズから観ているのですが、2.5次元舞台ってバカにしたもんじゃないよ!と思わせてくれた作品です。
2.5次元って派手な見た目と大掛かりな舞台に惑わされるけど、役者さんたちの運動量や裏方含めた段取りが半端ない!
全員が動き回って飛んで踊ってアクロバティックな動きで3時間超え(休憩込み)の舞台が1日2回公演とかあった日には、それが10月後半から週末ごとに各地へ遠征ありで12月後半までの長丁場。
すごすぎる。

なんだかんだといろんなことに圧倒されて帰ってきました。

『まつろわぬ民2018』

『ハイキュー!! 最強の場所(チーム)』
演出:宮藤官九郎、ロミオ:三宅弘城。
脇を固める役者も小劇場出身の曲者揃い。
このメンツでどんなロミオとジュリエットになるのかと気になっててチケット取ってみたのですが...、こんなロミジュリありかーっ!
こういうことが出来ちゃうのが演劇のおもしろさだなぁ。

『ロミオとジュリエット』
ばかみたいなことを真剣にやってる人たちってのは見届けたくなるし、一緒にばかになってみたくなる。
まさにそんな人たちが風煉ダンス。
勝手に和製人力 ラ・マシンだと思ってます。
人力ってところがミソ。
圧倒されるよ。

この演目は今回が再々演。
2014年の初演と2017年の再演では根幹は変わらずでも重要人物の不在という大幅変更でよりみんなの物語になっていて、更に周辺の内容までその時の世情に合わせて随分変わっていて、再演というより同テーマ再構築という印象だった(私は再演を観た後に初演をDVDで)。
2018年の再々演は再演だった去年の話をベースに出演者増、一部の配役変更と関係性に多少の変化があったりしつつ、やはり根っこは変わらず力強く。
芝居をちゃんと観るのが初めての人も引き込むエンターテイメントは素晴らしい。
東京公演をご一緒したのは音楽畑の方だけに、生演奏が芝居にバッチリ合う所に驚いていた。
転換の効果音まで演奏者が生音でやってたりするもんね。
再演であったセリフがなくなっていたり、再々演で追加された世情を映すセリフがあったり、再演から再々演への違いもおもしろい。

ただ、本当にもったいなかったと思うのが、東京公演が11/15(木)19時~と11/16(金)14時~という平日2回のみで、そのうち1回が平日の昼間という...。
更に場所が都区内ではなく三鷹で駅から会場までのアクセス手段がバスというのも、どうにも友人知人をお誘いする時のネックだったのですよねぇ。
まぁ事情は分からなくもないのがツライ所ですが。
東京公演の日程の方が後から出たし、12月の酒田公演と八戸公演が先に決まっていて、後から東京でも出来ないかと探した結果の場所と日程がこれなんだろうなぁ...とは想像に難くない。
でももったいない!
ほんっとーに、もったいない!!
各地でそれぞれ1~2日の公演に15トン(11tトラック+4tトラック)の物量って贅沢でもったいないし、ほんとバカでしょ!(褒めてる!!)

東京公演は開演前から劇中にも気がかりな所はあったれど、東北ツアーに期待!
やはりホール公演の規模になると小劇場相当の対応ではカバーしきれない部分も出てきますよね。
再演の時も気になってた座る場所によってだいぶ違う音問題とかも。
深夜に地元のカウンターで隣り合った某握手会も運営する方の興味深い話を聞き共感しながらつらつらと思ったりするわけです。
プレイヤーでもあるけれどイベントを手伝うことも多いのでつい運営側の目線になっちゃうのは観客として善し悪しだなぁ。
とはいえ、そういう部分を差し引いてものともしない熱量のある作品だと思うので、この後の酒田と八戸でも彼の地の人達に熱い火種を灯してきて欲しい。

私はもともと山形県鶴岡市(酒田市の隣)の酒蔵社長とをお連れして酒田公演へ行こうと思っていたのですが、東京でもやるってんなら今年の2月の東流会(リンク)で「まつろわぬ民」を気に入ってくれたお友達を連れて行っちゃいました。
でもって、酒田公演は土曜の昼間だから前日から東北酒飲みツアーしちゃおうかとね。
金曜日に秋田の友達のビアバーで飲んで、土曜は酒田、日曜は仙台に抜けて多賀城で『ハイキュー!!』観て仙台市内の久し振りなビアバーに寄って帰ってくる予定!
秋田も仙台も酒飲み繋がり。
私も充分ばかですね~(笑)。

『まつろわぬ民2018』

死者の日

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11月1日と2日は死者の日。
去年知り合ったドクロ好きの絵描きで造形作家さんが、満を持して死者の日に展示とイベントをやる!というので私も気合いを入れてお伺いしてきました。
ヒチカケ(御徒町にあるお友達のビアバー)でも両日共に死者の日イベントで希望者にはガイコツメイクしてくれるというので、我儘をお願いして開店時間ちょい前にお邪魔させてもらい、メキシコのオアハカで買った民族衣装に着替え、死者の日メイクをしてカチューシャも貸してもらい、メキシコ現地の死者の日さながらの出で立ちで(一応カチューシャ外して、トレンチ羽織って、顔はこのまま)東京メトロで渋谷のイベントへGo!
ふふふ。
地下鉄の中も外を歩いている時も、周りはみんな見てみぬふりか普通。。。
いやね、本当はパーカー着てフードを被って少しでも隠していこうとしたんだけど、フード被ったら死神みたいでリアルに怖いと言われまして(笑)。

そんなこんなで渋谷の街中を歩いて会場へ到着!
センター街方面じゃなくてよかった。
イベント会場にはオフレンダ(死者の日の祭壇)もあり、此処彼処にガイコツやパペルピカドが飾られ、メキシコ雑貨や髑髏リングの出展もあり、ガイコツと一緒に写れる写真コーナーがあり、DJが入りライヴもあり、もちろんメキシコにちなんだ飲食も!
まさに!!死者の日の盛り上がり!!!
アニーちゃん(ヒチカケのスタッフで今回のメイクをやってもらった)の死者の日メイクは大好評☆

まぁ、死者の日メイクで外を歩いていたら特に渋谷では「もう終わってるしw」とか「ちょ、11月w」とか、知らない人からはハロウィンに乗り遅れた人みたいな扱いを受けましたけど(笑)。
死者の日はまだ日本では知る人ぞ知るマイナー行事だからそんなもんでしょ。
渋谷のハロウィンみたいになっても嫌だからヨシ。
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で、ですよ!
たまきさんと杏ちゃんがキレイで可愛く切なくて、イヌコさんと志摩さんの掛け合いがたまらなく秀逸。
全体悲劇、部分喜劇、この按配が絶妙。
信仰の希望と狂気の紙一重にぞくりとした。

『修道女たち』
午前中に池袋で1件お手伝いしてから高円寺へ移動。
開場準備をしながらリハーサルの様子を聴けるのがなんとも贅沢で幸せな時間でした。
本番に持っていくまでの細かい調整の空気感がとても好き。
各担当の真剣でこだわりの部分を垣間見れるのも勉強になるし身にしみる。

そしてこの日はトリプルヘッダー!
馴染みのビアバーが11周年!!
ってことで、ジャンゴが終わって時間を見たらなんとか間に合いそうだったので渋谷へ向かう。
11周年イベント終了直前20時半にすべりこみ。
1店舗目時代の名前入りパーカー着て出ててよかった(^-^)v
ふとしたことからここのお店のオープン2ヶ月半後くらいに訪れて、それ以来ビールにハマるようになったのでした。
これからもよろしくね~♪

ジャンゴ東京フェスティバル

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プロフィール

小田蘭
旅と写真と音楽と食べることとetc.
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