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鞴座

イーリアン・パイプ(アイリッシュ・バグパイプ)やティン・ホイッスルやサックス、アコーディオン、ギターとパーカッション、といった3人組ユニット。
アコースティックな編成でそんな感じの音楽なんだけど、メンバーの男性2人は関西のコミックバンド「おかげ様ブラザーズ」のメンバーでもあるという、そんなギャップが楽しい。

アイリッシュなバグパイプって初めて聴いたかも。
ほっこりするような可愛い曲とかもあって、これまた好み♪
鉄心さんはおかげ様で観るような被り物もなく(笑)、エキセントリックなこともなく(笑)、普通の優しげなおじさまでした(失礼!)。

実はワタクシ、「おかげ様ブラザーズ」が東京でライヴをやる度にお友達と一緒に行って騒いでいた時期がありまして(笑)。
今は無き新宿のパワステ(日清パワーステーション )によく行きましたですよ。
MCも楽しく、楽曲タイトルや歌詞はそれだけ見ていると「おいおい...」な感じですが、ロックな演奏がまたカッコよくてお気に入りバンドでした。
90年代後半に活動停止、その後10年の歳月を経て復活。
活動停止中におかげ様メンバーの金子鉄心さんが立ち上げたユニットです。

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アイリッシュ・ケルトやフランスのミュゼット、クレズマーやロマなどのヨーロッパの大衆音楽を基調とし、そこに様々な要素とジャパニーズ・テイストを加味した全く新しい、それでいてどこか懐かしいサウンドです。
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という、おかげ様とはまぁ全くタイプの違う音楽で。
私はこういうロマ系音楽も好きなので、一度観てみたいと思っていたのですよね。
その鞴座が2年ぶりに東京でライヴをやるという情報を見つけて、これは!と言ってまいりました。
こういう所のタイミングってほんといいんだなぁ、わたし。
twitterは大事な情報収集源です。

会場はライヴスペースのあるカフェ&ダイニング。
ということで、予約は鉄心さんに直接ご連絡でした(汗)。
ミュージシャン本人に直接連絡取るって、なかなか慣れないわー。
オシゴトならどんなお偉いさんでも外部のどんな人でも物怖じせずできちゃうんだけどさ。

そんな感じで下北沢の雰囲気のいいカフェでライヴ。
対バンの蛇腹姉妹さんの中の人は数日前にZABADAKの吉良さんと一緒にライヴをやっていたりもして、あー...こっちもこうやって繋がっていくのか、と。
しかも最近気づいたのが、おかげ様ブラザーズ初期の楽曲やアルバムは白井良明さんがプロデュースしていたという。
こっちもかい!
(白井良明さんはムーンライダーズのメンバーで、メトロファルスとも関わりが深くヴォーカルの伊藤ヨタロウさんとはメトロの前身のバンドで一緒だった)
なんなんだ? 私の好きなものってあれこれ辿っていくと結局は根っこの方でなんだかんだと繋がっているんだなぁ。

最後にCDを手売りでご本人達から買わせていただきつつ、「パワステの頃からおかげ様のライヴ行ってました」とご挨拶。
メールで予約をしたことも覚えてくれていて、「ダンスやってらっしゃるんですね。いや、どういう繋がりかと」と言われまして(笑)。
あわわ...。
twitterでフォローしてつぶやいたこともご存じの様子(汗)。
こんななりしてパワステとかそんな昔からおかげ様行ってたなんて意外ですかね、わたし(あはは)。
休日モードな小田蘭はメイクも服装も色味を多くしているので、ちょっと目立つらしい(←本人あんまり意識してない)。
シアターコクーン・オンレパートリー2014+大人計画『キレイ~神様と待ち合わせした女~』

初日はコクーンシートで上から見下ろす感じだったし音も多分S席よりは微妙だったんだろうと思うけれど。
初演の時に買ったサントラで聴きなれたオープニングの曲でトリハダぶわってなって、エンディングではもう涙うるうるでしたよ。
あぁ、やっぱりこの作品は曲とそれぞれのシーンの相性がすごくいいなぁ。

初演は2000年。
小劇場演劇はちょこちょこ観に行っていたし、大人計画の存在は知っていたけど観に行ったことはなかったのですが、90年代後半にライヴに行って以来ハマっていたメトロファルスのヴォーカル伊藤ヨタロウさんが音楽を担当し、楽隊としてメトロファルスの面々も参加・出演するというのでチケットを取って観に行ったのですねぇ。
発売日から日にち経ってても希望日でチケット取れた(しかも割と良席)なのが今思うと懐かしい。
2005年の再演を経て、初演から14年。
大人計画の皆さんもヨタロウさんも実績を積み重ねてますます人気者になられました。

今回は初演から出ている人でも配役が変わったりしていて、意外な人が意外な役を!!
初演からずっと変わらないのは5人?
カミさまヨタロウさんもその一人ですね。
カミ2も変わらず良々さんというのもにんまり。

今回のケガレと少年ハリコナも可愛いなぁ。
この2人は特に橋の上で踊っているシーンが好き。

んでも、ミサがミソギという名前に変わったのが個人的には直接的すぎな気もしたりして。
私は初演を生で観劇→再演をDVDで鑑賞→再々演、という流れだったのだけど。
衣装とか演出は初演→再演→再々演、という流れて受け継がれてきているのね。
白衣装の女性コロスダンサーズも再演から引き継がれていたけど、これは好きだわー。
いい意味で今までの『キレイ』の流れを踏まえて、始めての人にとっても分かりやすくしているようで。
初演の混沌具合に結構衝撃を受けた自分としては思うトコロもあるけれど。
でもまぁ、初演からそうだけど『キレイ』は主演がメジャーな方たちだから、普段こういうお芝居を観ないような人達が沢山観に来るだろうし、今回のキャプションにもある通り普遍的な作品になっていくには分かりやすい要素もないとなのかな。

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二度ある事は三度ある。 
三度がまかり通れば、もう、ずーっとある。 
それが、キレイという作品だと思う。
松尾スズキ 
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あと、夏にドハデなラストフラワーズを観たもんだから、今回の『キレイ』も今までと違ってプロジェクションマッピングでガンガン派手になってたらどうしよう...とかも思ったりしたんですが(笑)。
それはなくてちょっと安心。

丸ごと入れ替わってなくなったヘビーメンスシスターズのシーン(歌含め)は、今回のシーンを見ていた時はこの方が確かに物語的に合ってると思ったんだけど、最後のケガレ&ミソギのシーンで「メンスのように生まれ損なおう」という台詞を聞いて、「あ、これヘビーメンスシスターズの歌があった方が繋がる。てか、繋がってたんじゃないの?」と思ってしまったワタクシでした。
でももしかしたらその台詞も初演とごっちゃになっているかもしれないから、次の観劇日に戯曲買って確認してみよ。
しかし今まで戯曲も買ってないのに変なトコよく覚えてんなぁ、わたし。

そんなこんなでこの日はパンフレットだけ買って、終演後に一応覗いてみようと思って足を運んだ物販のヨタロウさんコーナーで思わぬものを見つけて目がテン。
CDやDVDは今販売されているものは一通り持っているから大丈夫と思っていたんだけど!
来年のスケジュールフライヤーって!!
twitterやメトロのホームページでもまだ情報出てないよね?
キレイ大阪公演が終わってすぐ1月末に東流会?!
続いて2月に入ったらオトコンテツアーが東京を皮切りに大阪・京都・名古屋であって、2月後半から3月頭にかけて主演舞台って...。
ヨタロウさんノンストップで突っ走るなぁ。
いやしかし、物販に寄らなかったら入手できずに帰る所だったよ~。
ヨタロウさん、もっと自分のことも宣伝してください。
あんまり人気者になりすぎても嫌だけど、ライヴや出演情報は教えて欲しいのよぅ。
できるだけ行きたいから自分の予定とか合わせたいもんね。

ハフラ

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現在、私が毎週定期的に参加しているラティーファさんのオープンクラスがあるのですが、他の曜日や他の場所で教えている生徒さん達を中心にしたハフラ(ベリーダンスのミニ発表会のようなパーティ)がありました。
私は10月が出張続きで忙しくなることは目に見えていたし、その期間は復習も練習もできないと分かっていたから不参加だったのですが。。。
(そして実際、古巣のスタジオも含めて1回もレッスンに行けなかった)
あー、でもやっぱ皆が楽しそうに踊っているのを見ていたら踊りたくなったわ。
特にレッスンでもやったシャービー!
これってちょっと演技つけて群舞で踊るのいいね。
実際レッスンでやっていると混乱するし、日本人の感覚としては慣れない表現が出てきたりして大変だったんだけど、観てるとやっぱり楽しい。
ラティーファさんが「踊ると評判いい」と言うの分かるわー。
くものすカルテット

CABBAGE&BURDOCKを辿って本体(?)のライヴに。
なんだかんだで観たことなかったのですよ。
このバンドもやっぱりライヴ本数少ないし。
ネコがやってるバンドということで皆さん顔にネコヒゲとか描いているのですが、一人サックスの方は終始ねこぐるみの頭を被りっぱなしで吹いていらして暑くないのかなー...と。
今回が初くもカルだったけど、やっぱり好きなタイプの音楽でした。
KILLING FLOOR

9月に行ったライヴが良かったので今回も。
やっぱりホーンセクションの音好きだわぁ。
そしてインストのドンペリノエルを聴いて、そっか、そろそろもうそんな時期なのねん、としみじみ。
(メトロの曲をカバーしているのです)
白崎映美&白ばらキャバレーボーイズ

これも前に観たいと思いつつ日程の都合で行けなかったやつ。
上々颱風は学生の頃ちょっと聴いていたけどライヴに行ったことはなくて、気づいたら活動休止しておりまして。
そこでヴォーカルをとっていた女性の1人が白崎映美さんだったのですね。
聴いていたけどメンバーとか詳しく知らなかったなぁ、上々颱風。
ここ数年はメトロやヨタロウさんのライヴで別名ゲストで歌っていたのを聴いていて、一度ちゃんと観たいなぁとね。
白ばらキャバレーボーイズの面々が、元・自由劇場の俳優さん達数人で立ち上げたバンド「バチカンブラザーズ」から何人かいらっしゃるので彼らのエンターテイメントも楽しめつつ(笑)。
月夜のらくだ、好きだわ~。
Rockamenco

10月最後はRockamencoで〆。
休止前のRockamencoとしてはこの東京がラストライヴというのが寂しくもあり。
会場はRockamenco的ホームのmorph-tokyoだし、これは行くしかないよ!
一時期ちょっとヤなことあってライヴの最前列からは遠ざかっていたけれど、ラストとなればやっぱり最前行くしかないよね。
と、開場に間に合うように早目に向かったら入口の階段付近で見知った人達が集まってる。
出張と重なって大阪・神戸に行った頃から会場でご一緒していたライヴ仲間の顔が!
もちろん来ると思っていたけど。
会えて嬉しかった~♪
一緒に開場を待って、一緒に最前列に横並びして、最後は物販が終わるまで会場にいてメンバーとも一緒に集まって写真を撮ったりもして。
なんか追っかけみたいよね(笑)。
ここまでご一緒できる気持ちのいいライヴ仲間やバンドメンバーもなかなかいないよぅ。
寂しいな。
また皆で復活を待ってるから。
CABBAGE & BURDOCK

CABBAGE & BURDOCKは音楽とは関係ない所でのちょっとした繋がりから知ったのだけど、音楽的に多分絶対わたし好みだと思っていたのです。
そもそもはよく飲みに行く神田のビアバーで働いていた人のお兄さんがやっているバンドで、この前身のスイボク(swing beaucoup)の時からそのビアバーの周年イベントで演奏していたりしてね。
しかし私はその周年のライヴイベントの日にことごとく予定が合わなくて聴けずにいたらスイボクは解散してしまい、ビアバー店員のお兄さんが別バンドとして新たに始めたのが「CABBAGE & BURDOCK」。
でもってビックリだったのが、スイボクってくもカル(くものすカルテット)のスピンオフバンドだったんじゃないのーっ。
いやもう、それ知った時は驚いたですよ。
くもカルと言えばメトロのライヴにもサポートしたり飛び入りしたりしている、役者でありバイオリンその他奏者の片岡さんがやってるバンドじゃないですか。
別方向から知ったのになんか繋がっちゃった?
そんなこんなで現在活動しているCABBAGE & BURDOCKが何故かタイ料理屋さんで演奏するというので行ってきました。
うん、やっぱり好きな音楽だった。
ボタンアコーディオンが入っているのもツボ。
ヨタロウBAND

出張から帰ってきた翌日にもライヴ予定を入れていたというワタクシ。
ヨタロウBANDは、隊長の伊藤ヨタロウさんが12月に『キレイ』という大舞台での音楽担当と出演を控えているので年内のライヴ納めってことで。
それはハズせないでしょと、春にヨタロウさん出演の舞台をご一緒したお友達を連れて観に行ってまいりました。
時節柄アンコールではハロウィンの歌を歌ったりなんかもして、その時にはバンドメンバーも含めて皆なにかしらハロウィンっぽいグッズを身に付けていて可愛かったのですが。
えと、いい年齢のおじさまに可愛いというのは褒め言葉になるんでしょうか。
いやでも可愛かったのです。
とんがり帽子を取ったらびよんとオレンジ色に黒水玉のコウモリ羽根カチューシャをつけているなんて。
ドラムのダイクマさんは目の所が開いていないお面を被っていて、その状態で見えないまま1曲叩ききってしまうというすごいこともされてました。
ピアノのトオルさんは最初のアンコールで「忘れ物した」とか一旦出てきた後に一人戻られて...結局「忘れてなかった」と戻ってきて笑いを取っておりましたが、それってダブルアンコールのこれだったのですね(笑)。
観ている最中になーんか時々苦しそうだなぁ...と思っていたらヨタロウさんはあまり体調がよろしくなかったようで、しかもライヴ翌日から『キレイ』の稽古というなかなかのハードスケジュールなことを後日twitterでつぶやいておられました。
御自愛なされ(メトロの歌詞風に)。


そういえばライヴタイトル。
「憤怒」じゃなくて「憤激」なのよね。
最初見た時に読み間違えちゃった。
普通に「憤怒」だと思ってた。
そして「渉れ」でもなく「わたれ」。
元ネタであろう「君よ憤怒の河を渉れ」は小説を読んだことも映画を見たこともありませんが...。
ジプシー・オリエンタル・エクスプレス

ベリーダンスを始める前から好きだったババズーラ。
初来日公演にも行ったよー♪
ということで、ババズーラとファンファーレ・チョカリーアが一緒にライヴするなんて、なんてオイシイ!とチケットが発売されるやいなや入手しまして、結構な前の方で観ながら踊ってましたん。
翌日のババズーラ単独ライヴもチケット取っていたけど、2泊3日の出張の出発日と重なってそちらは敢え無く断念。
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プロフィール

小田蘭
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